山行名 春山合宿南アルプス
入山山域 南アルプス
山行日 1984年3月11日(日)〜3月15日(木)
メンバー CL竹内克志 服巻辰則 北村一弘

行動記録

1984年3月11日(日)晴れ 穴山駅(7:45)―御座石鉱泉(8:30)―西平(10:30)
 1年ぶりの本格的合宿。どうぞ明るく幸先のよい再スタートになりますように。御座石鉱泉から迎えのトラックに乗車。雪深く路上のわだち深し。車は腹をこすりつつ、猛スピードで入山口へ。風が強く雪煙。翌日の行動最長ゆえアルバイトすることにする。西平(1200b)までトレースは続くが、乾雪と風のため埋まりがち。西平に設営。鳳凰小屋より3〜4名の下山者。サイの河原はラッセルが厳しいとのこと。しかし、彼らはワカンを携行していない様子。ささやかな入山祝い。

3月12日(月)快晴のち曇のち雪−8℃ 起床(5:00)―西平発(6:40)―燕頭山(10:30)―鳳凰小屋(17:30)―就寝(21:00)
 起床当番1時間寝坊。埋まりかけているがトレースはある。つぼ足でくるぶしから膝したまで。北村歩行悪し、体力の浪費。北村が既にバテ始めたため、速度は当初の3分の1となる。雪が降り始める。天気は次第に悪化し、樹林帯とは思えぬ強風。トレースも消え始める。ラッセルはワカンを着けて太腿まで。北村トラバース中、雪を踏みぬき2bほど落ちる。雪が柔らかくなかなか上がれず。動滑車を作り引き上げる。1時間のロス。ラッセルはさらに深まり、所々股下まで埋まる。かなり急なトラバースをシュリンゲでフィックスして渡る。鳳凰小屋でテント設営。軍手で風を受けたため、皆しもやけ気味、ユベラーをつける。

3月13日(火)晴れのち曇−14℃ 風やや強し 起床(5:20)―偵察(6:30)―鳳凰小屋発(7:45)―地蔵岳(9:50)―観音岳(12:05)―薬師岳(12:40)―薬師小屋(13:20)
 北村再び寝坊。前夜の天気図から本日いっぱい大きな崩れはなさそう。雪の状態を見にサイの河原まで偵察することにする。昨日の下山者の情報ほどの雪はない。最低地蔵岳と観音岳のコルまで行くことにする。途中アイゼンをつけクラストした斜面を登る。ラッセルは皆無。稜線は雪が飛ばされ夏道がはっきりとわかる。曇りがちだが視界は良好。西に北岳、仙丈岳、東に富士山を見つつプロムナード。しかし、あまりに短すぎる。たちまち薬師岳着。眼下の小屋。北村元気を出す。薬師小屋にテント設営。本日はここで打ち切る。

3月14日(水)曇のち雪 起床(4:10)―薬師小屋発(6:30)―南御室小屋(7:30)―杖立峠(10:15)―夜叉神峠(11:30)―就寝(18:30)
 北村、三度目の寝坊。わずかに雪がちらつく。トレースはあるが、ゴジラ落としだらけ。夜叉神峠より雪が本降りとなる。

3月15日(木)晴れ 起床(4:05)―夜叉神峠発(6:20)―夜叉神荘(7:10)―芦安村バス停着(9:25)
 ついに北村、全日起床当番寝坊。夜叉神荘は無人の模様、芦安まで歩く。甲府へ向かう。さらに松本にて打ち上げ解散。予備日も使わず、ほぼ計画通りに下山。悪くない山行であったが欲を言えば、春山ならではの日差しを浴びたかった。北村お疲れ様。服巻さんどうもありがとうございました。(竹内)


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