山行名 冬山合宿北アルプス白馬岳
入山山域 北アルプス白馬岳
山行日 1983年12月24日(土)〜12月30日(金)
メンバー 竹内克志 服巻辰則 北村一弘 
追悼参加者:多田実 北島秀生 伏島一平

行動記録

 今合宿は頂上を目指すことなく雪上訓練と昨年の事故の追悼を目的に計画されました。追悼、雪訓と全予定を消化することができ、まずまずの結果であったと思います。追悼に参加していただいたOBの方々どうもありがとうございました。

1983年12月24日(土)快晴 ゴンドラ終点(10:05)―終点発(10:38)―成城大小屋前(15:40)―就寝(21:00)
 白馬駅に着くと伊伏さんが既に着いておられる。タクシーにて栂池へ。スキーをカフェテラスにデポ。スキー場をつぼ足で膝までのラッセル。スキー場を抜けるのに1時間近くかかる。北村が進まないため、林道に出ると腰までの雪量、ワカンを着ける。予定より1時間遅れてBC設営。夜半よりしんしんと雪が降り始める。

12月25日(日)雪 風強し−14℃ 起床(5:00)―雪訓(7:45)―雪訓終了(9:40)―就寝(20:00)
 朝の準備遅し。外は吹雪、BC付近で雪訓をする。成城大小屋前の小尾根でタイトロープ、フィックスザイルの練習。朝の準備の遅さが気にかかり、就寝から起床、出発までの手順を北村に教えながら実練習を行う。雪は降りつづけ、風も断続的に吹く。

12月26日(月)雪のち晴れ−15℃突風(朝のみ) 起床(5:00)―雪訓開始(7:30)―BC発(9:55)―天狗原上段(11:20)―弱層テスト(12:10)―BC着(13:06)―就寝(20:00)
 風は前日より強い。9:10の天気図を伊伏氏に依頼し、付近で雪訓をすることにする。スタンディングアックスビレー、竪穴式ビバーク、ブロック切り、弱層テスト、雪訓をしていると次第に天気が回復してくる。天気図、気圧の尾根通過中。伊伏氏は大池までACをあげるとのこと、サポートして乗鞍岳の下部まで行くことにする。山スキーパーティのトレースを踏んでいく。伊伏氏を見送った後、弱層テストをする。後、帰幕。ガスの動きが激しいが好天。休憩の後、再度弱層テストを行い、朝及び乗鞍岳基部との比較。

12月27日(火)快晴−14℃無風 起床(5:00)―準備完了(6:30)―BC発(7:00)―乗鞍岳基部(8:30)―白馬大池(9:30)―白馬大池発(11:00)―乗鞍岳(11:20)―BC着(12:36)―就寝(21:00)
 前夜、天気図をつける。最低、今日いっぱいで冬型は崩れ、好天が期待される。今日は、白馬大池を目指す。天狗原をのんびり歩いていると乗鞍より降りてくる人影あり!伊伏氏、事情があって下山との声。スキーパーティのフラッグが林立。ウインドクラスト少々。白馬大池で1時間ほどキックステップとザイルワークの練習をする。乗鞍岳山頂でガスの白馬に向かって追悼。去年のことなど信じられない。雪が降り始めるがアイゼンをはずし、ゆっくりと山を眺める。

12月28日(水)晴れ−14℃ 起床(5:00)―撤収完了(7:40)―成城大小屋発(8:08)―ゴンドラ終点(9:20)―追悼隊および早川氏と合流(10:30)
 スキーパーティの下ってくるのを見物しながらくつろぐ。後立がはっきり見えるが既に栂池方面よりガスが上がり始めている。ワカンを着けてショートカット、ショートカットで下山快適。第二BC設営。寿氏、竹内氏と合流。追悼隊(北島、多田、伏島)とシーバー交信を試みるが不能。追悼隊と合流してスキー場内の林間で追悼を行う。現場が遠くに。ガスに見え隠れする。午後よりスキーの練習(竹内、北村、服巻、早川氏)、伊伏氏下山。直滑降、斜滑降、山まわり、ボーゲン、なかなかうまく行かない。夕食にごった煮スープを作るが、灯油混入、失礼しました!

12月29日(木)起床(6:00)―親の原で滑る(11:10)―ゴンドラでBCへ(16:00)
 昨日の練習を繰り返す。(竹内氏、寿氏、多田氏は親の原でスキー、北島、伏島はゴンドラで下山)林道を親の原へ向かって滑る。鐘の鳴る丘でリフトを使って数回滑る。竹内氏、多田氏と合流。寿氏は下山されたとのこと。親の原で昼食を取る。午後、再び鐘の鳴る丘で滑る。一人を除いて皆なかなかの滑り。竹内熱を出す。

12月30日(金)起床(6:30)―荷下ろし完了(9:50)―下山(12:00)
 竹内、多田、北村はゴンドラにて荷下ろし。服巻、早川氏は林道をスキーで滑る。服巻、多田、早川氏は鐘の鳴る丘で、北村氏は林道を滑る。竹内は気分が悪く日向ぼっこ。白馬駅で打ち上げ、解散。(竹内)


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