山行名 北アルプス縦走
入山山域 北アルプス
山行日 1988年8月4日(木)〜8月18日(木)
メンバー L宮崎義則 尾原正和 善福孝仁

行動記録

1988年8月4日(木)晴れのち曇 富山発(13:30)―宇奈月着(14:29)―欅平(16:30)―祖母谷温泉(17:50)
 善福さっそくバテる。すき焼きとビールの豪華な食事をとりながらまともな食事に別れを告げる。

8月5日(金)曇 起床(5:00)―祖母谷温泉(6:56)―避難小屋(14:25)
 避難小屋まで7ピッチで到着。またまた善福バテる。

8月6日(土)曇 起床(3:00)―出発(4:55)―白馬テント場(10:35)
 テントの多さに圧倒される。○○大学の人の迷惑も考えない下手な歌に尾原怒る。

8月7日(日)快晴のち曇 起床(3:00)―出発(4:47)―白馬岳山頂(5:12)―三国境(5:50)―頂上宿舎(6:40)―鑓ヶ岳山頂(8:42)―天狗山荘(9:45)
 白馬岳まで空身でピストン。「素晴らしい」の一言。山頂にスケベな一週間の歌を歌う男出現!線香でしばし黙とう。鑓ヶ岳は非常に人が多い。

8月8日(月)晴れのち雨 起床(3:00)―出発(4:43)―天狗の頭(5:04)―天狗の大下り(5:31)―三峰着(7:31)―唐松岳(9:21)―唐松山荘(10:00)
 唐松岳の途中でハーモニカを吹く変な男と遭遇。尾原の膝の調子が悪いため今日はここで打ち切る。

8月9日(火)快晴のち曇 起床(3:00)―出発(5:00)―五竜山荘(7:45)
 富士山、八ヶ岳、南アルプスが見える。尾原苦しそう。

8月10日(水)曇のち雨 起床(2:30)―出発(4:20)―五竜岳山頂(5:15)―キレット小屋(8:23)―鹿島槍ヶ岳北峰(10:05)―冷池テント場(12:15)
 五竜岳山頂では霧がかかって全く景色が見えず残念。八峰キレットも難なく通過。

8月11日(木)雨 沈澱
 尾原の膝限界、今日は冷池テント場で沈澱し、明日、種池小屋から下山することに決定。

8月12日(金)曇
 10時まで天候の回復を待ってみるが、回復の兆しがないため沈澱することに決定。

8月13日(土)快晴 起床(3:00)―出発(4:35)―爺ヶ岳南峰(5:50)―種池山荘(6:40)―扇沢出合(9:05)―タクシーに乗る(9:20)―信濃大町駅着(10:05)
 昨日までの悪天とうってかわって快晴で、朝日に照らされた鹿島槍ヶ岳、剣岳、槍ヶ岳が見事。縦走のフィナーレにふさわしい。この日をもって、北アルプス縦走計画も未完に終わる。明日からは宮崎と善福でもう一度行けるところまで行くことに決定。近くの飲み屋で打ち上げをする。

8月14日(日)晴れのち曇 扇沢出合(8:08)―種池山荘(11:45)
 尾原は始発の電車で和歌山へ帰省。以下、宮崎と善福の記録。昨日の短い睡眠時間にもかかわらず、ペースは快調であった。さすがに体力がついた感じである。

8月15日(月)曇のち雨 起床(3:00)―南尾根が見えたので出発(偵察)(5:25)―引き返す(5:40)
 小屋のところまで来ると、またガスってきたので引き返し、待機するが、結局天気は回復せず、沈澱。
8月16日(火)曇のちガス 起床(3:00)
 沈澱する。1週間以上も夏らしくない気圧配置が続きどうも回復の兆しがないことと、水代がなくなってきたことなどで17日偵察を強行し下山することに決定。

8月17日(水)曇 起床(3:00)―出発(4:47)―小屋(5:05)―JPへの取り付き付近(6:25)―扇沢出合、大町へ(8:24)
 ガスってきたことと、一週間の雨で土砂崩れした跡があるため、また藪こぎの量がすごいのでJPまで上がることを断念。

8月18日(木) 信濃大町駅発(5:23)―大阪駅着、解散(15:05)
 北アルプス縦走は、様々な問題を残して結局未完に終わる。この満たされぬ思いは今後の山行に生かしていきたい。(宮崎)

感想 善福孝仁
 定着が終わってすぐの山行であったためにいささかバテ気味で、初日の欅平から親不知までは本当にきつい思いをしてやっと登った。2日目からは少しは楽になり、白馬岳や槍ヶ岳、唐松岳などは天気もよく最高であった。しかし、途中で尾原君が膝を痛めて下山したり、天気が悪くなったりして、上高地まで行けずに下山しなければならなくなったのは残念であった。
 天気さえよければもっと充実した楽しい山行になっただろうと思うと天気の悪さが悔やまれる。

尾原正和
 とにかくしんどかった。僕は膝を痛めたまま、入山したので、それが途中でたたって中途で下山してしまった。初日と2日目は屁でもなく、ガンガン登って行けたが、白馬岳では空身で白馬の頂上に立つだけでも苦となっていた。
 しかし、ここでもただつらいだけではなくて楽しく、すばらしかったことも多かった。白馬の頂上からの朝焼けは美しかった。白馬鑓や唐松、五竜、鹿島槍のそれぞれの頂上ではたとえ曇っていようとも、充実感があった。
 来年はぜひとも降りたところから再び登って縦走を完成させたいと思う。


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