山行名 夏山縦走北アルプス
入山山域 夏山縦走北アルプス
山行日 1997年7月14日(月)〜7月31日(木)
メンバー CL矢内英之2 SL天野稔2 貝原洋平2

行動記録

1997年7月14日(月)晴れ 出発(13:00)―宮崎港(19:00)
 米沢先生の見送りを受けて出発。駅では大谷さんにも見送りを受ける。汽車の中に酔っぱらいがいたらしい。宮崎駅で財布を拾い警察に届け徳を積む。フェリーに乗り出航する。映画「釣りバカ」を見て寝る。

7月15日(火)曇 大阪南港(7:30)―大阪発(12:30)―親不知着(22:00)
 大阪で買い物をして出発する。親不知駅にいたムカデは大きくて食われそうだった。
7月16日(水)曇 起床(3:30)―出発(4:40)―二本松峠(8:05)―車道(9:00)―坂田峠(10:35)―シキ割(12:10)―白鳥山山頂(14:25)
 日本海を見ながら国道を歩く。工事の道を左へ入り登り始める。樹林と藪の中をひたすら高度を稼ぐだけでつまらない。朝のラーメンを吐きそうになりながら小屋に辿りつく。白鳥小屋はとてもきれい、すてきだった。中で飲んだシェルパティーは、おいしくて家でも買って飲もうと思った。

7月17日(木)雨 起床(3:30)―出発(5:25)―1245ピーク(7:45)―菊石山水場(9:10)―栂海山荘(10:30)
 4時ごろ雨が降ったので弱くなったころを見計らい出発するが、すぐに激しくなる。悪路を進み栂海山荘に着く。天気の悪さと疲れで無口になるが、カレーを食ったら復活した。
7月18日(金)晴れ 起床(3:30)―出発(4:50)―犬ヶ岳(5:05)―北又(5:55)―サワガニ山(7:15)―黒岩山(9:10)―分岐(9:15)―朝日岳山頂(14:35)―朝日小屋(15:35)
 外は晴天であった。久しぶりの太陽に感動し出発する。昨日の雨で草木に水がつき、それがズボンや靴を濡らして気持ち悪かったが、山の景色はきれいだった。「雨は降っているときには心を沈ませるが、止むとすべてを美しく見せる。」朝日岳は草の生えていない山であった。雪渓が残っていて、ガレ場をトラバースして下っていき朝日小屋に到着。

7月19日(土)晴れ 起床(3:00)―出発(4:45)―朝日岳山頂(6:15)―分岐(水平道)(7:30)―赤男山(8:35)―2440b(10:20)―雪倉岳(11:00)―雪倉岳避難小屋(11:55)―2504b(13:08)―白馬岳山頂(15:10)―白馬山荘(15:35)
 朝日岳を登り返す。再度登るのは、何ともけだるいけど仕方がない。途中藪こぎして体力を消耗する。雪倉の手前ではじめて登山者と会う。避難小屋は荒れていたが、使えそうだった。白馬山頂には多くの人がいて驚く。ブロッケン現象を見て再度驚き踊る。

7月20日(日)晴れ 起床(3:00)―出発(4:30)―杓子岳(5:50)―鑓ヶ岳(7:05)―天狗山荘(8:05)
 疲れを取るため天狗山荘まで行き行動終了。明日に備える。

7月21日(月)晴れ 起床(3:00)―出発(4:30)―天狗の頭(4:50)―2411b(6:00)―T・U北峰のコル(6:50)―U峰北峰(7:35)―U峰南峰(7:40)―唐松岳山頂(8:35)―五竜山荘(11:20)
 早朝、満月のような形の月が青紫色の空に囲まれていた。月好きの天野は得した気分で今日はいいことがあるなと確信する。天狗の大下りを慎重に進み不帰キレットの鎖場や梯子を緊張感をもって登っていく。途中の梯子で膝を強打するも無事に五竜山荘へ行く。(天野)

7月22日(火)晴れのち曇 起床(3:00)―出発(4:25)―五竜岳山頂(5:20)―北尾根の頭(7:15)―キレット小屋(8:40)―鹿島槍ヶ岳北峰(10:20)―南峰(11:00)―布引岳(11:50)―冷池山荘(12:30)
 五竜山荘でもテント場代を取られなかった。しめしめ。朝露のためテントが重い。装備分け失敗したなと思いつつえっちらおっちら登る。夫婦らしき二人がルート以外のガレ場を落石しながら登っていてヒヤヒヤした。キレット小屋まではもろそうな赤岩の稜線を行く。キレット小屋はなかなか立派であった。小屋の横の梯子を登って信州側に乗越して下ってあとは黒部側を巻いて行くがなかなか緊張させられるところであった。北峰、南峰とも人は少なくすっきりしていたが、ガスのため展望は悪く残念。冷池までは単調な2ピッチで着いた。

7月23日(水)快晴のち曇 起床(3:00)―出発(4:15)―爺ヶ岳中央峰(5:50)―南峰(6:15)―赤沢岳(11:00)―スバリ岳(12:55)―針ノ木岳(13:50)―針ノ木小屋(14:20)
 冷池山荘に中学生の団体がきていて朝は挨拶に終始する。登り方は実にパワフルでその力を分けてもらいたいくらいである。中央峰に着いて南峰を見るとそこにも集団があったが、種池の方に帰っていったのでホッとする。ここから好みでない道がありアップダウンも多く疲れる。水が皆少なくバテ始める。スバリ岳が素晴らしかった。岩登りもできそうだが脆そうだ。針ノ木小屋に着いて水をたくさん飲もうと思っていたのに1リットル200円であったのでテント場近くの雪渓から水をとって水作りをする。水は格別にうまかったが暗黒水であった。

7月24日(木)晴れ 起床(3:00)―出発(4:25)―蓮華岳山頂(5:40)―北葛乗越(7:30)―北葛岳山頂(8:30)―七倉岳山頂(10:03)―船窪小屋(10:35)
 蓮華岳までゆるやかな登り。とても大きな山だ。少し休憩して下る。ガレ場を500bほどもずっと下る。下部は梯子が渡してあったりしているが、木の梯子で古いので借用したくてもできない。会う人も少なく静かなコースだがそれだけに荒れている。七倉岳を過ぎて小屋まで行くとテント場は手前の分岐を下ったところというのでテント場代を払う。小屋のおばちゃんがお茶をご馳走してくれた。テント場は今にも崩壊しそうなところの直下で怖かった。

7月25日(金)晴れ 起床(3:00)―出発(4:30)―2459b(6:27)―不動岳(8:40)―南沢岳(10:15)―烏帽子岳(11:25)―烏帽子小屋(12:15)
 今日は道が危なそうなので明るくなってから出発。道が不案内で一度水場のほうに下ってしまう。気をとりなおして砂の雪庇の上を歩いて距離を稼ぐ。雨の日とかは絶対に歩きたくない道である。船窪岳の下りはふくらはぎを破壊しそうな急登であったが、南沢岳を過ぎると花崗岩のきれいな烏帽子岳へゆるやかな稜線であった。烏帽子岳へ荷物をデポして烏帽子岳へ登って20分ほどで小屋に着く。

7月26日(土)雨 沈澱
 朝から台風の影響でガスがかかり風が吹いている。ちょうどテント場は樹林帯の中なので台風をやり通すのはよい場所なので沈澱。食物の話で盛り上がる。(矢内)

7月27日(日) 起床(3:00)―出発(6:00)―野口五郎岳(8:30)
 台風のおかげで風も強かったが、雨もとりあえずおさまってきたので6時ごろ出発することになった。三俣山荘まで行く予定であったが、やはり風も強く野口五郎で泊まる。少しは進んでよかった。

7月28日(月) 起床(3:00)―出発(4:55)―野口五郎岳(5:15)―水晶小屋(7:10)―鷲羽岳(8:15)―三俣山荘(9:30)
 今日は雨、ガス、風。テントも濡れ濡れ。鷲羽岳は迷ったが登ることにして結果はよかった。思ったより早く着いた。FMを聞きたかったのだけど入らなかった。すごく残念。個人的に。

7月29日(火) 起床(3:00)―出発(4:30)―三俣蓮華岳(5:24)―黒部五郎小屋(6:30)―黒部五郎岳山頂(8:35)―北ノ俣岳(11:30)―太郎平小屋(12:55)―テント場(13:40)
 黒部五郎小屋はとてもきれいなところ。一面にコバイケイソウの群れ。白く淡く黄色い豊かな花が。山の至る所から涌き水が、なるほど…。黒部五郎を越えると後はゆるやかな稜線が続く。太郎平はすごすぎるほどなだらかで霧がかかっていて、永遠に歩いているようだった。

7月30日(水) 起床(3:00)―出発(4:40)―薬師平(5:10)―山荘(6:00)―薬師岳山頂(6:50)―スゴ乗越小屋(9:40)
 薬師岳へはガス、ガス、ガス。ゆるやかに登っていたが山頂の近くでは岩山になり、そこから北薬師方面ではガレと岩の稜線が続いた。スゴ乗越小屋は樹林帯にあり、風景が変わって小鳥の鳴きそうだった。テント場には北方譲二みたいな渋い人の二人組がテントを張ってて、2組だけ。

7月31日(木) 起床(3:00)―越中沢岳(6:50)―鳶山(8:30)―五色ヶ原山荘(9:10)―ザラ峠(9:55)―獅子岳(10:55)―鬼岳(11:45)―龍王岳(12:10)―浄土山(12:30)―室堂(13:25)
 スゴの頭や越中沢岳は思ったよりアップダウンがきつかった。鳶山の山頂で博多から来たというおじさん達と会って話をして、お菓子をもらったりした。獅子岳の登りは地図の高低差通りにきつかった。鬼岳の巻き道に雪渓が広く残っていた。室堂に着くとわかっていたから空元気は出たなあと思う。(貝原)


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