山行名 屋久島縦走 
入山山域 屋久島 永田〜宮之浦岳〜尾之間
山行日 1998年4月2日(木)〜4月5日(日)
メンバー 西村正也4(単独)

行動記録

1998年4月2日(木)曇 鹿児島港(8:45)―宮之浦港(12:40)―永田(13:40)―水呑沢(16:10)
 北埠頭は屋久島へ新しく赴任する先生の見送りで人がいっぱいだった。宮之浦港で別のコースを歩く江口たちと別れた。永田では田植えをしていた。すれ違う人たちと挨拶を交わして入山する。一人で黙って歩いていると急に鹿や猿に遭遇してお互いにびっくりする。岳の辻まで行こうと思ったが荷物が重く水呑沢にテントを張った。料理が下手でカレーがまずい。カレーで失敗するほど料理が下手だとは。思わず苦笑い。

4月3日(金)晴れ 起床(6:30)―出発(8:05)―岳の辻(9:30)―姥ヶ岩屋(10:30)―桃平(12:20)―鹿之沢小屋(13:30)―永田岳(14:45)―焼野(17:00)
 一人なので思いきり寝坊する。天気がよく足取りも軽い。いい風景に出会ったらしばらく足を止めて写真を撮りながら歩く。やはり一人は気楽だ。鹿之沢小屋は素通りして一気に焼野を目指す。永田岳へはゆっくり休みながら登り、U峰にも足を運んでみた。U峰からはネマチのクボに落ちるルンゼがよく見えた。見た感じではホ谷とト谷が登れそうな気がした。

4月4日(土)快晴 起床(4:10)―出発(6:15)―宮之浦岳(6:55)―黒味分かれ(9:00)―黒味岳(9:30)―黒味分かれ(9:50)―花之江河(10:10)―淀川小屋(11:45)―林道(12:50)―ノンキ岳(14:15)
 放射冷却現象で冷え込み、テントの周りは霜柱が立っていた。さすがにサマーシュラフでは寒くて寝られなかった。日の出とともに出発して宮之浦岳に登る。素晴らしい風景を独り占めする。遠くは悪石島、硫黄島も見えた。林道を突っ切ってノンキ岳にテントを張った。一人の生活にもいくらかは慣れた。

4月5日(日)快晴 起床(3:45)―出発(6:10)―鯛之川渡渉点(7:15)―乗越(7:45)―尾之間温泉(10:35)
 森の中は暗くて、テントを撤収するときは何か化け物でも出そうで怖かった。倒木を最近切ったらしく道がすごくよくなっていた。一人なので休憩しなくても文句を言う人がいない。休憩なしでどんどん下った。温泉に入って、フェリーに接続するバスに飛び乗った。無理をすれば4日間で屋久島を縦断してかつ鹿児島に帰って来れることがわかった。これがこの山行の最大の収穫だった。(西村)

反省・感想 西村正也 農学部4年
 初めての単独行だったので、最初は寂しくて仕方がなかった。でも天気に恵まれて一眼レフのカメラで好きな風景を好きなだけ時間をかけて撮りながらの山行は楽しいものだった。いつもは沢登りの下山路で素通りしてしまうところも今回は寄り道できたのもよかった。これから先、いろいろと時間の制約が多くなって単独行も多くなるかもしれない。これからもこのような屋久島縦走をやってみようと思う。また冬頃に同じルートを歩いてみたい。(西村)


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