山行名 夏山二次合宿北アルプス後立山縦走
入山山域 室堂〜五色が原〜平の渡〜針の木谷〜鹿島槍〜五竜〜遠見尾根(撤退)
山行日 2000年8月17日〜8月24日
メンバー CL渡辺 SL久保 塩谷

行動記録

8月17日 2:30起床 5:05出発 8:00室堂 10:30同発 12:00浄土山 
16:30五色が原
室堂でハム、漬物等をたっぷり試食し出発する。今回はお楽しみでビ−ルを13本銀盤を一・5升、ウィスキ−500ml持っていく。一人あたり30キロで、かなり重い。五色が原に着いた時はもうヘトヘトで、テントの中に3人とも荷物を全部入れて(6テンだからね)、大宴会をした。ビ−ルを腹いっぱい飲んで、良い気分で寝た。(久保)

8月18日 5:00起床 7:00出発 10:20安刈峠 11:10平ノ小屋 12:00乗船
13:00避難小屋
朝、ゆっくり起き、きれいな景色を見ながら外で飯を食った。黒部湖まで急な下りで大変なり。平ノ小屋のシブイお兄さんが渡し舟を運転しながら30cm位のマスを釣り上げて、よだれをたらしながらうらやましがった。避難小屋で水なし大宴会を行った。(翌朝、僅か2km先に水場を見つけ悔しがる)ボッカ量を減らすため酒を飲みすぎて食ったもの全てを吐き出してしもうた・・・。夜、某渡辺君が、彼女とダイエ−に買い物に行く夢を見たと言って喜んでいた。(久保)

8月19日 3:30起床 4:50発 5:30南沢出合 9:00枯れた沢でパニック 10:00
出発 11:10針の木谷出合針の木谷を上へ上へ登る。沢なので山靴は滑りやすく、何度も川に落ちる。地図の読図を誤り、やぶこぎしたり枯れ沢を上ろうとしたりした。(ここまで久保、以下渡辺)散々迷ったが、ちょこっといったら派手なペイントで「フナクボ」と書いてあり一同安堵。そこからほんの少しで「針の木谷出合」と書いた立派な標識があった。針の木小屋までの予定だったが、テント場代が惜しいのでビバる。渡辺、針の木小屋方面から来る水を飲んで下痢。遊んだり、色々してたらいかにも山慣れたおじいさんが来て、上手そうに弁当を食べた後、「俺、明日下りるから」と言って、アルファ米をくれた。おじいさんに感謝し、たらふく食べた。昼のうちにテントのフライを張っておいたら、夕方から降ってきて大活躍。なんか、変なダニがでて、痒くて眠れなかった。




9月20日 3:30起床 5:10出発 8:15針の木小屋 9:10針の木岳 12:30赤沢岳
15:30新越小屋 17:30種池小屋
針の木小屋までは朝露に濡れながら、良いペ−スで着く。針の木小屋の便所は垂直落下式ウンコといった感じで、おもわず「う〜ん」と唸ってしまった。種池までの稜線は曇っていて全然面白くない。新越の前でゲリラしようと思ったが、水を買いにいったら小屋の男に「張るんじゃね−ぞ」とやられ、もう体力的にいっぱいだったが、完全に逆ギレしてダッシュ。猿の群れと遭遇し、一同猿みたいに喜ぶ。途中で県警に再び「張るなよ」と釘をさされる。もうええっちゅ−の。しかし、「熊がでるぞ」と言われややビビる。種池に着いて渡辺ジンマシン。薬が効くまでじっとしていたら、小屋のバイトが来て「テン場代ごまかすなよてめえ」みたいな事言われ、「いや、今着いたばかりで落ち着いたら水買うついでに払うつもりだった」と答えても信じてくれないので相当頭に来る。もしも俺がジンマシンじゃなかったら喧嘩になったな。ジンマシン及び立腹が収まった後ミ−ティング。白馬までの縦走を断念し、唐松から欅平へ下山となる。蚊も出るし、いいこと無し!とにかく腹の立つ一日だった。後立はうるせえ。(渡辺)

9月21日 5:00起床 7:10発 8:10爺ヶ岳南峰 9:20冷池小屋
朝から降ったり止んだり。たまにはシャキッと晴れんかい。爺はなだらかな丘だった。中央峰、北峰はシカト。下りで塩の調子がおかしいので問い詰めると膝が痛いらしい。昨日の、
俺の逆ギレダッシュの時、塩の歩き方が「ドスンドスン」という感じだった。あの時痛めたらしい。塩によれば「やけくそだった」。気が付いていたし、注意しようと思ったのだが、俺もジンマシンの予兆におびえ余裕がなかった。CL失格だ。テン場から小屋まで空身で歩いてもつらそうだ。いいこと何にもなし!と思っていたら、なんと小屋のバイトの近藤さんという方がビ−ルを差し入れてくれた。鹿大OBで、まさかこんな所で鹿大つながりの方と会うとは世の中狭い。ありがたやありがたやと呪文のようにつぶやきつついただく。
(渡辺)

8月22日 快沈
塩の膝及び隊のFPW(フォ−スパワ−:やる気)の低下を考慮し、沈殿。耕太郎のシモネタ炸裂!(渡辺)

8月23日 2:00起床 4:00発 5:05布引山 5:50鹿島槍ヶ岳南峰 8:10キレット小屋 12:30五竜岳 14:20五竜山荘
20日の種池小屋までの下りのせいでどうも右膝の調子が良くない。前日の沈殿のおかげでなんか良い感じと思いながら出発。今日は唐松までの12時間行動の予定。その次の日はいよいよ下山ということもあってかなり張り切る。最初の目標は鹿島槍ヶ岳。なんか調子も良くらくらくと到着。しかしどうも八峰キレットの途中から膝が痛み出す。イテ−イテと
思いながら進む。もう、一歩一歩がどうにもこうにも痛い。どうにもならず五竜山頂まで頑張る。この日、唐松山荘までの予定を五竜山荘までに変更してもらう。先輩方には迷惑をかけてしまい申し訳ないと思っています。そしてこの日は、腹いっぱい食べて明日の下山を楽しみに待つ。(塩谷)

8月24日 遠見尾根より下山 4:00起床 8:30アルプス平 神城〜白馬〜松本〜中津川
いよいよ下山だ。ちょっと右膝が気になるが下山の喜びに比べればたいしたことはない。途中では猿の親子と御対面。猿も少し興奮気味でそっとしておく。そしてどうにかこうにか目的地へたどり着くと五竜山荘で知り合ったおじさんと再び会う。(*本当はかなりデッドヒ−トしてた:渡辺)アイスクリ−ムをごちそうになり少し話し込む。とってもいい人で別れる時はちょっと悲しい感じもする。それからゴンドラに乗って下界に着き、銭湯に入ってさっぱりする。そしてその日は3人駅で気持ちよく眠り込む。(塩谷)

8月25日 中津川〜名古屋〜名古屋空港
全員飛行機でそれぞれの実家に帰る。お疲れ様でした。(渡辺)

反省
・ハ−ネスが無いと、ザイル意味無し。今縦走では不要。
・撤退したとはいえ、目標は達成できた。
・ガス管多すぎ。(3本しか使わなかった)
・長期入山しすぎてダレた。

雑感 CL 教育学部2年 渡辺剛士
いきなり篠原が抜けて、波乱を予感させるスタ−トだったが、何とか格好がついて良かった。針の木谷は面白かった。玄人好みというか、旅情があった。縦走中、小屋の人の態度に腹が立ったが、そんな中で平の渡で知り合った村岡さんの知人の渋いおじさん、針の木谷のお爺さんや、冷池の近藤さん、キレット小屋で写真撮ってくれた粋なおじさん、五竜山荘でヒマラヤを語ってくれたおじいさん、遠見尾根でデッドヒ−トした筑山さん、色々な人に出会えた事は良かった。もしもその人たちと出会っていなかったら、私は確実に後立を嫌いになっていただろう。今年は縦走を言わば旅のようにたのしいむことができた。ハ−ドな合宿もいいが、こんな縦走も悪くない。野郎ばっかというのも、融通が利くし、気が楽で面白かった。個人的には良い山行であった。CLとしては、あらゆる場面で力不足を感じた。また、隊のやる気の低下を止められなかった、というか私自身だんだん低下していった。19日連続入山は3人にとって自己新であり、ある程度しょうがなかったとはいえ、ただその点が悔やまれる。
SL 工学部2年 久保耕太郎
上級生なしでの山行で多少不安ではあった。上級生がいなかったため、ズルズル妥協してしまったが、自分で考え判断する良い機会で、良い経験ができた。

農学部1年 塩谷寿男
定着とは違った縦走の厳しさを知った。また縦走の良さや楽しみ、喜びも味わえてよかったと思う。定着では水に困るということがなかったが、縦走ではいつでも手に入るというわけにはいかず大変だと感じた。また自分より下に雲がびっしりつまっているのを見た時にはスゲ−と思った。そしてこの縦走で先輩たちにいろんな事を教わった。縦走初日はテント内整理やパッキングはどうしようもなかったが、最終日になるとパッキングも少し上達した


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