九重山行

出発 熊本駅でキーボウさんと JRの車内にて 車窓から阿蘇のやまなみ 長者原にてヒッチ終了 長者原にて1
長者原にて2 三俣山 長者原より出発 三俣山 雨ヶ池 坊がつる
稲星山、中岳分岐 久住山山頂1 久住山山頂2 白口谷 坊がつる 三俣山の残照
段原1 段原2 段原3 黒岳山頂


2001 九重山行

CL横山美輪2 SL中馬佳子1 

  香川浩士3 篠原瑠璃子1

1月4日(木)晴れ

部室発5:15−西鹿児島駅発6:02−宮地着13:35−長者原3:40−テント設営17:00

 真っ暗な早朝、鹿児島を後にして、いよいよ18切符での九重への長旅が始まった。瑠璃子と熊本駅でおちあうまで3人旅。

熊本駅にて金峰山で知り合ったキーボーさんと再会。西村さんが道路の凍結のため長者原までいけなかったとの連絡が来る。とりあえず行けるとこまで行こうということになり、宮地駅から少し歩いてやまなみハイウェイでヒッチ開始。なんとか親切なドライバ−に巡り合い長者原までゆくも、路面凍結の凄まじさを目の当たりにしてビックリ。スタッドレスタイヤという便利なものの存在を初めて知った。(横山)

1月5日(金) 晴れ

起床(5:00)―長者原登山口(8:00)―雨ヶ池通過写真を撮る(9:30)―坊がつる着(10:30)―テント設営終了(11:00)―坊がつる出発(11:20)―法華院通過(11:40)―稲星岐れ(13:05)―久住山山頂着(13:50)―久住山山頂出発(14:10)―BC着(15:50)―天気図(16:00)―夕食(17:10)―就寝(20:00)

朝食前に香川さんと一緒に水汲みに外に出る。一面の星空で凍りついている。トイレの水も凍っていた。朝食のうどんに入れた餅は酸っぱかったが、これは餅のせいではなく、このとき汲んだ水のためだったらしい。テントを撤収すると、もう辺りは明るい。三俣山がどーんと立ちはだかっている。長者原登山口から林道に入る。いっぱい詰め込みすぎたボッカが重い。騒ぎながら行くうちに雨ヶ池を過ぎ、坊がつるが見えてくる。約2名さらに興奮する。なかなか壮大な眺めである。坊がつるキャンプ場に到着。水場はつるつるに凍りついていた。水は帰りに法華院で補給することにしてテントを設営し、出発する。白口谷を登る。途中中岳の南側が崩壊しており迂回路を通る。鞍部にはここかしこに雪がへばりついている。稲星岐れあたりの道の真中にテントを張ってる人がいた。ミヤマキリシマがはびこって歩きにくい道をゆく。久住山の尾根に出たとたんに風が強くなる。カッパをきてオーバーミトンをはく。ガスが出て、ものすごい速さで流れてゆく。頂上はとにかく風が強く、吹き飛ばされそうになる。時間の都合から御池スケートをあきらめてもと来た道を引き返す。白口谷から坊がつるのBCが見える。もうひと張り赤いテントが増えていた。(中馬)

1月6日(土) 晴れ

起床6:00−B.C発7:30−段原8:50−風穴10:12−黒岳11:20−大戸越え15:00−B.C着15:40

 段原から風穴までの道のりは長く、かつ急な下り坂だった。そして黒岳までの登りも案外急だった。帰りの大戸越えまでは、あまり人の通らない道をトラバースした。

鹿大の赤旗をつけて回った。大戸越えまで来たら水汲み隊と、天気図隊にわかれてそれぞれベースキャンプにたどり着いた。

                (篠原)

1月7日(日) 雨

起床4:30−法華院発7:25−北千里8:15−すがもり越え8:20−長者原9:55−(バス 10:25乗車)−熊本駅着13:14−   西鹿児島駅着19:57

 夜中から降り始めていた雪によって、坊ヶつるは一気に雪化粧していた。ガスっていて天候は良くないがとりあえず空が白んでくるのに乗じてすがもり越えを目指し歩き始める。北千里の分岐からすがもり越えのところではオソロシイ強風と土の凍結により思い出に残るつるつるっぷり。キャーキャー!!という某T氏の叫び声が耳に残る。愉しい・・・。こんなに天気が悪くちゃ三俣山に登っても景観はとうてい期待できないので下山することになる。林道までの下りは香川さん以外踏ん張りがきかず、すべりまくり。ツルッボウウ〜ウンンッ。

鹿児島には暗くなってから到着。大谷さんの出迎えを受ける。 (横山)

雑感  

中馬佳子 歯学部 歯学科1年

 久住はこれまで私が行ったどの山塊とも雰囲気が違っており、いっぺんに好きになりました。あのぼうぼうとした感じがとてもよかったです。坊がつる賛歌があまり流行らなかったのはまあ仕方がないとしても全体的に楽しい山行でした。反省点として、持ってゆくものをもっと吟味し、軽量化すること。風邪を完全に治してから山に入ること。交通機関を事前に調べること。観天望気と天気図の読図。今後の教訓と課題にしようと思います。地図上で地形を想像するのと実際に行ってみるのとではかなりの違いがありました。特に3日目の段原と奥ゼリ分岐のあたりです。地図を読めるようになるためにはさらなる経験が必要。この山行中に何度か先頭を歩かせてもらいました。何度も道を間違えて、ルートファインディングの未熟さを思い知りました。高塚山(黒岳)の頂上からは遥か大崩が見渡せました。今度は大崩から九重を眺めたいです。最後にメンバーの皆さん、はしゃぎすぎてすみませんでした。

篠原瑠璃子 医学部 保健学科1年

今回の九重合宿は、今までの合宿と一味違っていた。楽しさももちろんあったけれど、自分のいいかげんさとか弱さとか、言うならば負の面が浮き彫りになったような気がする(ちょっとだけ)。しかしそれ以上に隊の人間味もジーンときたし、寒い中で食べた激旨のおしるこ、体の芯から暖まった温泉は忘れられない体験となった。

香川浩士 教育学部 社会専修3年

今回の合宿は大変楽しいものでした。「山に皆で行く」ということは、やはり基本的に「楽しいから行く」というものだなぁと思った。そして楽しいだけではなく、天気図や最終日の朝のミゾレの中での撤収等、妥協はなかったと思う。個人的にみても楽しかったし、全体的に見ても良かったと思う。この合宿の成功の原因はいろいろだと思うが、僕が思うに、合宿の立ち上げ段階及び準備段階で「冬の九重に行きたい」という「強い思い」を持った人物(中馬佳子)がいたということ、もう一つはリーダーが的確な指示を出し、メンバーを良くまとめていたということだと思う。

やり方は下手でもいい。人の熱い思いは人に伝わる、ということを思う今日この頃である。

横山美輪 法文学部 人文学科東洋史2年

 「九重隊の皆ありがとう!!楽しかった

よ〜!!」この一言に尽きるのである。今回私は初めてCLというものに挑戦した。別にその役に対する気負いはなかったが、今まで先輩達から見たり聞いたり習ったことを思い出しながらいろんな判断をしていた。コーチをしてくださった香川さんには高い評価をもらって自分ではビックリだが、

やっぱり、私は香川さんをはじめとする各先輩方のおかげだなぁと思うのだ(成長できたのは)。1年生もなんにでも一生懸命で、いろんな面で私に協力してくれて、いい後輩を持ったなぁとしみじみしてしまうのだった。今回の合宿で山岳部をいっそう好きになってしまった。個人的には、反省すべき面も多々ある。天気図からの気象予報・地図の読図の未熟さとか、決断力の不足とか、気配りや配慮・・・。今回はうまく行ったけど、やはりCLは手強い役職である。

反省

* B.Cに荷物をデポして行動する日の個人装備を計画書に書いておくべきだった。

* 入山日のテント撤収は遅かった