屋久島合宿

3月18日(木)晴れ
バスで終点まで行き大川の滝を見学。雪解けの時期でかなり増水していた。花山歩道入口まで林道を歩く。天気もよくてしりとり歌合戦であっという間にテン場到着。トイレが新設されていた。夜は星がきれいだった。

3月19日(金)晴れ
5:54出発 6:34カスミ谷展望台 11:23大石展望台 14:46鹿之沢小屋(泊)
 ヘッドランプをつけて出発。雪が多いという情報だったが、行けども行けども雪はなく、焼峰付近(標高約1200m地点)より残雪あり。最初は部分的に残っている程度だったが、大石展望台手前(標高約1500m地点)より本格的な残雪を見る。永田歩道を行ったパーティが言うようにゴジラ落としにはまるが前進できないほどではない。倒木と雪のためルートがわかりづらい。1カ所大きくルートを外しそうになる。目印のピンクテープも分かりづらく3回ほど道を探す。鹿之沢小屋近くの北側斜面は残雪が特に多く、踏み抜くと腰まで埋まった(埋まった人に雪を落とす悪者がいた!?)。鹿之沢小屋に着かないことも覚悟していたが、意外と順調に小屋にたどり着く。天気図を書いていたら長崎大WVのパーティが来た。(西村 正也)

3月20日(土)雨のち曇
 沈澱
 昨日の疲れと出発前の雨で沈澱とする。長崎大WVは天気待ちをしていたが、8時ごろ出発していった。午前中は寝ていたが、午後から結構天気がよくなり雨も降っていなかった。がんばれば行動できない日ではなかったので、もったいなかった気がした。しかし結果論ではあるが、この沈澱のおかげで最終日が晴れてくれ、大変快適なイメージで合宿が終われたことはよかったように思う。(西村 正也)

3月21日(日)ガス、風強し
4:00起床 5:50(鹿の沢小屋発)6:20(森林限界)7:10(永田岳)9:20(宮之浦岳)10:00(栗お岳)11:00(投げ石岩屋)11:55(黒味岳分岐)12:05(花の江河)13:40(淀川小屋)

昨日さぁさぁ雨が降ったせいか森林限界までの道は雪は少ない。永田までの登りはおもしろい。腕パワー、足パワー、石楠花、木に体を預けつつよじ登る。あいかわらずガスがかかっていたけれど3年前よっちんが吐き気がするといってひきかえしたところ、帽子がとばされたところ、受身をとったところも難なく通過。いろいろ思い出しながら歩く。永田頂上からは何も見えなかったけど雪渓が近辺に広がっていて西村さん、とかちゃんはピッケルストップを練習していた。焼野あたりも見事な雪渓が広がっている。宮之浦はそこまで風は強くなかった。昼過ぎから雨が降ると言われていたがなんとかもちこたえてくれてゆっくりのんびり程よいペースで淀川小屋を目指す。やっと着いて、相当楽しみにしていたカレーを作って食べました!(篠原)

3月22日(月) 曇のち晴れ
5:00起床 7:05出発 8:05淀川登山口
夜中降っていた雨が起きる時には止んでいた。なんてついてるんだろう。今日は急ぐ必要もないのでいつもよりだらだら。出発するときには、青空も見えていた。久々の好天に西村夫妻が林家ペー・パーの様に写真を撮りまくっていた。(渡嘉敷)


雑感

宮之浦、永田岳、卒業するまでにはなんとしてでも行きたかった、それが実現しました。インドから帰って体調を崩してしまい、下痢が続いて体力も落ちてしまっていてやや不安になっていたときに屋久島はけっこう雪が降って登るのも困難ってこと聞いて、あ〜これはダメになるんかな・・・、よっちんにも迷惑かけるかもって思ってました。そう考えてた矢先、西村さんが一緒に行ってくれることに!!すっごい心強かったです。しかもとかちゃんも一緒に行ってくれるって。私は行く決断をしました。久しぶりの永田、宮之浦、鹿の沢小屋ー屋久島は優しかったです。下痢も屋久島パワーなのかだんだん治っていきました。宮之浦に登る途中からまた体調が崩れていって、いてぇいてぇ言いながら登るのはきつかったけど、それも屋久島の森、水の滴るあのなんともいえないお母さんみたいな優しさが包んでくれました。今回はよっちんと二人で行く予定でしたが四人になってなんだか相当楽しかったです。レーションも豪華で美味しかったしカレーもなんもかんも。本当みなさんありがとうございました。登れるか、なんか起こってしまうんじゃないか、こんな体調で行っていいのか、正直とても不安でした。でも、本当に行きたくて、登りたかったのでそれがかなってとてもとてもとっても嬉しいです!!また行きたいです。最後にもう一度!よっちん、西村さん、とかちゃん、いつもわがままでごめんなさい、ありがとう!!
(篠原)

合宿の前日に参加が決まったのでかなりばたばたして準備することになったが、とても楽しい山行になった。永田岳からは雪渓が多く残っており、屋久島の新たな一面が見れたようでよかった。(渡嘉敷)

屋久島行きが決まったのが24時間前だった。計画立案、装備集め、食料買い出しなどやるべきことがたくさんあったが、全員が屋久島に行きたいという意思を持って、精一杯動いてくれたので出発にこぎつけることができた。ここ数年の暖冬傾向にある中で今年は残雪が多く、未だかつて見たことのない屋久島の姿が見られたのは本当に興味深かった。屋久島でグリセードができるとは思わなかった。一人一人が屋久島を楽しんでくれたので、総じて思い出に残る素晴らしい合宿になったのではなかろうか。テントのポールと本体の型が合っていなかったなど細かな部分はこれからの注意点として修正していこうと思う。とりあえず皆さん、お疲れ様でした。(西村 正也)

反省
・ テントのポールが新型のダンロップ6人用で、本体とフライが旧型のものが入っていた。ポールの挿し口が微妙に異なり一時はテントを張れないかと思った。工夫をしてなんとか張れたが、冬山だったら大変なことになっている。忙しくても装備の点検だけはやっておこう。この合宿で最大の反省点である。
・ レーションは充実していた。米は少なかった。
・ 食料の減り方が個人によってかなり差があり、不平等すぎる。
・ 写真を撮り過ぎ。撮るならもっとスピーディに。
・ 雪が多いという情報でスコップを持っていったが、渡嘉敷のボッカ力増強ウェートになってしまった。ただ鹿之沢小屋の扉が雪で埋まる季節についてはスコップが必要である。
・ 雪が多い場合、花山歩道と永田歩道は道が分かりにくく大変危険である。無積雪期に偵察をしておいたほうがいいだろう。
・ 準備が大変バタバタしたが、皆があきらめることなく、準備をスピーディに進めてくれたのがよかった。