屋久島縦走 1
CL野口みほ子(5)SL山田寛子(3)西上原えみ(3)

3月15日(月)
南埠頭発(8:35)―宮之浦着(13:25)−バス―永田着(14:20)−永田歩道入口着(15:00)−発(15:15)−テント場着(15:50)
 部室に集合し南埠頭に市電で移動したが、部室を出るのが遅かったため結構ぎりぎりだった。沢山の人に見送られ、フェリーの中では差し入れを食べたり、話をしたりのんびり過ごす。天気も良く、海も穏やかだったため、快適なフェリーでの旅だった。
 宮之浦港から永田までは、バスで移動。荷物代は取られなかった。永田歩道入口からは、いきなり急登が続いた。登山道はあるが、周囲も同じような感じなので、目印をきちんと確認しながらいかないと迷いそうだなと思いながら歩いた。テントを張って休もうとしたら、足元に黒い生物が・・・虫かなと思っていると、それはたらふく血を吸った蛭ではないか・・・ハアー、いきなりやられてしまった。

3月16日(火)
起床(4:00)−出発(6:15)−水鳥沢(7:50)−竹ノ峠(10:15)―姥ヶ岩屋(13:10)−桃平(14:55)−テント場桃平辺り(16:20)
 起床し準備をしたが、外がまだ暗かったため、薄暗くなってくるまで少しゆっくりする。朝から急登だが、天気も良く、近くに沢の音も聴こえ、気持ちよく登りはじめた。昨夜テントを張った近くには水場がなかったため、水鳥沢で水を汲む。水鳥沢を過ぎてからは少しづつ道が荒れてきた。姥ヶ岩屋手前からは所々雪が残っており、倒木や折れた枝が道をふさぎ歩きにくかった。目印が見当たらず、少し迂回しなければならないところなどもあり苦労する。桃平手前からは、ずっと雪渓の上を歩く。雪は残っているが、下の方は溶けているところも多く、足を進めるとズボッとはまってしまうため歩くのに神経を使ってしまいちょっと疲れた。桃平を過ぎた辺りからは急に積雪量も増え、案内板も埋まっているところがあったため、掘って確認しながら進む。鹿ノ沢小屋手前1.5Km付近で目印を見失い、また16:00になったので、桃平付近まで引き返しテントを張ることにした。初めて、雪の上にテントを張ったり、雪からの水作りを経験したが、野口さんが経験者だったため、ペットボトルやティッシュを使って簡易浄水器を作ることなど大変勉強になった。

3月17日(水)
起床−出発−姥ヶ岩屋−竹ノ辻−水呑沢−永田歩道入口
 昨日のうちに引き返すと決めていたので、淡々と来た道を下る。昨日よりも数センチ程雪が溶けていた。途中で霧雨が降ってきて、葉っぱやコケの緑がぐんときれいに見えた。昨日水呑沢から竹ノ辻までの間で野口さんが地図を落としたそうで、きょろきょろ探しながら歩いていると、野口さん自身が発見!沢すじなどがぎっしりと書き込まれた地図には相当な愛着があるんだろうな。水呑沢までは登りと同様、倒木のために迂回しつつ下る。その後は下山モードでとにかく下る、下る…。永田歩道入口に着いた時には天気もよかったので、そこでテントを張ることにする。足にイヤな感覚があったので、焦って靴を脱ぐと吸血未遂のヒルが…。ふー助かった。夜は静かに焚き火をした。

3月18日(木)
起床−出発−宮之浦港−鹿児島南埠頭
昨晩はひどい大雨になり、テントもシュラフもびしょびしょ。最後になってやられました。バス停に行く途中、親切なおじさんからたくさんのタンカンを頂く。甘くてとてもおいしかった。ありがたいなぁ。宮之浦港でウキウキ顔の西村さんたちに会う。鹿児島までのフェリーは大揺れだった。うぅ〜。

【雑感】
法文学部経済情報学科 5年 野口みほ子
学生最後の屋久島縦走となった。全行程は消化できなかったが、楽しかったので良しとする。

農学部生物生産学科 3年 山田寛子
3月の屋久島は4度目だったが、その経験が準備段階にほとんど生かされていなかった。積雪状況を出発ぎりぎりまで調べるなど、準備段階でできることはまだまだあったと思う。山行をより充実したものにするための努力が足らなかったと思う。山行自体は、ゴジラ落としに遭いながら雪の上を歩いたり、倒木のために荒れてしまった登山道に手こずったりと、なかなかスムーズにはいかなかったが、そういう経験も大切だと思った。今まで私が見てきた屋久島は、ほんのちょびっとだけだったと再認識できた。それにしてもやっぱり屋久島はステキなところだった。苔むした森の中を、小鳥の鳴き声を聞きながら、仲間と一緒に歩くのはとても気持ちがよかった。また初体験の水作りや、カンバラさんの睡眠力のすごさ、黙々とやった焚き火もおもしろかった。のぐちさん、カンバラさん、屋久島楽しかったよー!

医学部保健学科3年 西上原えみ
 今回は、計画からもう少し関われたらなと思った。あと、地図を読んだり、天気図を書いたり、生活技術など基本的なことをちゃんと身に付けておかないといけないなと感じた。今回は思っていた以上に道が荒れていたり、雪が残っていたりして時間がかかり、また途中に引き返すことになってとても残念だったが、水作りなども経験できたし、焚き火をしたりと楽しいことも沢山あった。でも、なによりも安全にということがとても重要であると感じた。