夏山1次南アルプス縦走合宿
期間:2005年8月14日〜8月18日
山域:南アルプス
メンバー:CL黒岩 聖也(3)SL川村 麻紀(2)M先輩

8月14日 晴れのち雨
起床5:30〜6:45バス出発〜8:25塩川小屋近くの駐車場出発〜14:45三伏峠小屋〜19:00就寝
 
今日は三伏峠小屋まで急な登りである。朝起きて準備をしてバスに乗った。バスは登山口の大きな駐車場の所に着いた。30分ぐらい準備をして出発する。最初は沢に浴って道が続いていた。比較的緩やかでスムーズに進む。沢を2回横断した。1回目は橋がかかっていたが2回目は橋はかかっていなかった。その後、登山道は尾根上の急な登りになった。川村さんのペースは荷物が多少軽かったのもあるのか去年よりかは速かった。30分に5分の休憩で歩いた。分岐に着いて分岐から少し行った所からは小屋が近かったので僕が先に一人で三伏峠小屋まで行くことになった。何とか三伏峠小屋まで着き荷物を置いて三伏峠小屋からコールを送ったが返事はなかった。暇だったので少し下った所からコールを送った。コールをたまに送り続けて3分ぐらいで返事が返ってきてすぐに2人が見えた。そこからすぐ三伏峠小屋に着きテントを張る。天気図を書く前に水を汲みに行ったのだがその時に途中から雨が降り始める。水場へはテン場から往復で30分ぐらいの所にありカッパを持って行ってなかったので結構、濡れた。後は飯を食べて寝た。(黒岩)

8月15日
2:10起床→4:00出発→4:10水場との分岐→4:30三伏山→5:50本谷山→8:10塩見小屋
→10:35塩見岳―10:50出発→12:45雪投沢との分岐―15:30ご飯作り―18:30就寝

 今日からは去年の続きなので、気合いが入った。朝は、先輩と私がトイレに行く間に黒岩さんが先に出発して水を汲み、分岐で待ち合わせることになった。前回、この小屋と分岐を結ぶ道はぬかっていたので、今日、真っ暗な中歩くのは嫌だったけど、足をとられる程ではなかったのでよかった。分岐で準備体操をしながら黒岩さんを待ったが、ヘッテンの明かりも見えてこないので迎えに行った。すぐに会えた。真っ暗な樹林帯を進み、すぐに三伏山に到着。本谷山まではよく覚えていないけど、悪いペースではないという話をしたのは覚えている。とにかく塩見岳まで行こうってことで歩いたけど、小屋の手前でもうくたびれていた。塩見岳の手前のくぼみで一回休憩し、頂上まで一気に行くことにした。そこまでの道とここからの塩見岳への登りは全く違ってみえた。塩見岳は岩がゴツゴツで、歩くというより「よじ登る」で、荷物で下と後ろに引っ張られて一歩一歩が「よいしょ!」という感じだった。気持ちで負けちゃだめ!!!と思い、一人で「がんばれーーーーー!!」と言って登っていた。うるさかった。たくさんの人に道を譲って頂いたり待って頂いたりした。頂上は二つあり、塩見岳とされているのは塩見小屋寄りの方らしいけど、標高はもう片方の方が高いということで、そこまで歩いた。そこは狭くて、道を譲ったりお菓子を食べるのが大変だった。私は、せっかく登ってきた山頂だからゆっっっくりしたいけど、黒岩さんは違うみたい。
 ここからの下りは低い木の中を進んだ。ガレとザレの下りは、いやだった。いつも足の先が痛くなるから、なるべく足の裏全体を使って歩くようにした。途中でおじさんが、「蜘蛛の分岐の向こうは崩れやすくて、膝や足首を使うよ」って教えてくれた。私はだんだん気落ちしてきて、足の裏も痛くなってきて、また歩きたくなくなってしまった。先輩に、黒岩さんと私で話し合って、今日中に熊の平まで歩くか、もうその辺でテントを張るか決めるように言われた。けど、「もう少しがんばろう」と言われて終わってしまった。歩きながら先輩と黒岩さんで話し、雪投沢の昔のテン場に水場があればそこにテントを張ることになったみたいだった。先輩が先に行って水場を見つけてきて下さった。テン場ではまず荷物を乾かし、水場に遊びに行った。足を洗ったが、水はとても冷たくてすぐに痛くなってしまった。先輩は、熊の平に着いたら。。。と言っていたフルーツポンチの缶詰を開けて、分けてくれた。美味しかったけど、あまり甘さを感じなかった。前にもチョコがしょっぱく感じたことがあったから、それと同じかも? (川村)
テン場・・・樹林帯の中に3張りぐらい張れる  水場・・・往復15分ぐらいの所にある。

8月16日
4:00起床→5:30出発→10:50阿部荒倉岳→11:10熊の平小屋―11:30出発→15:38農鳥小屋―19:30就寝

 出発してすぐに、塩見に向かってとても速いスピードで歩いていく団体がいた。私たちは、昨日からのガレとザレの道を歩いた。「やっぱ、昨日の内に熊の平小屋までは無理だったな。歩き続けなくてよかった。」と、3時間あるいてそう思った。新蛇抜山のあたりは地図と道が少し違っていた。樹林帯を通り、熊の平小屋に着いた。ここには、トイレはもちろんだけど、温泉まであった。少しして、時々会ったおじさん2人も到着した。テラスでみんなで、地図と景色を見比べた。1人のおじさんは、今日中に北岳山荘に行く!と、ソーセージを食べてエネルギー補充をしていた。私はもう、ここで泊まりたかった。ここから分岐まではすぐで、次の登りはきつかった。お花畑にはまだたくさんの花があったけど、枯れかけていたので、もう少し早く来れたらよかった。
 低い樹林帯を歩いて岩場にでた。トラバースだから登らなくてよかったが、バランスをとるのが大変だった。迷わないよう、しつこいくらいにペンキで印が付いていた。途中の水場で水をくみ、ここから私がトップになった。もう疲れていたから、塩見のときみたいに騒ぎながら、足をフル回転させて歩いた。パラパラと雨が降って次第に強くなった。けど、最後の登りの前で少し休憩させてもらった。とても傾斜のきつい登りに見えた。早く小屋まで行こうってことで、これが最後の休憩になった。雷がなってたらしい。速く歩けって言われたけど、私はもう無理だった。テン場を見つけたので、雨水が溜まらなそうで、雷の落ちにくそうなところにテントを張った。もう少し登った小屋の近くにもテン場があった。水は1リットル100円。水場は往復30分で、晴れていたらお薦めのきれいで気持ちいい所らしい。けど、今日は大雨なので、さっきの手前の水場で水を汲んでおいて正解だった。テントが雨水に浸からないよう、少しだけど周りに堀を作った。(川村)

8月17日
4:00起床→4:45〜5:10水汲み→6:10出発→6:20熊の平との分岐→8:20間の岳→9:40中白根→10:15北岳山荘テン場→19:00就寝
 
 朝食後、先輩と黒岩さんで水汲みに行き、私は片付けや準備をして待っていた。朝日がきれいだった。間の岳はせっかく日本第4位の山なのに、ホントにただの通過点みたいだった。あまり上下せず、あっという間に北岳山荘のテン場についた。天気は薄い霧で、道標の鐘が鳴っていた。テン場はたくさんあって、いいところを探したのに、小さかったり斜めだったりで、結局はじめに荷物を置いたところになってしまった。トイレは冷凍庫みたいで、バイオトイレとかなんかでハイテクだった。記念スタンプがあった。ケガなどを看てくれる所もあった。ヘリが停まるところがあった。水場は往復1時間半で、小屋では1リットル100円だった。昼寝をしたりしてゆっくりすごした。黒岩さんが水汲みにいってくれた。昼頃から雨が降ったり止んだりした。 翌日も合宿を続けるか、下山するか、、、私が長衛小屋まで歩ける自信がなかったので、下山することになった。夜は息苦しくなったけど、酷くならなく、高山病じゃなく大丈夫だった。よかった。(川村)

8月18日 晴れ
3:30起床〜5:00出発〜6:30北岳山頂〜7:40肩ノ小屋〜9:40白根御池小屋〜13:30バス停着
 
朝起きて準備をして出発する。すぐに北岳山荘のトイレへ向かい用を足してから北岳に向かった。北岳山荘のトイレはとてもきれいだった。北岳へ登ってる時は風が強かった。北岳手前の偽ピークの所で休んだ。ここから見る北岳や間ノ岳はとてもきれいだった。ここで少し休んでからまた北岳山荘を目指して出発する。1ヶ所だけはしごがあった。はしごを過ぎてさらに登っていって北岳山頂に着いた。とても天気がよく景色もよかった。遠くに富士山が見えた。20分ぐらい休んで出発する。肩の小屋までは案外いいペースで下りる。肩の小屋から白根御池小屋へは滑りやすく下りにくい道だったので少しペースが落ちた。白根御池小屋でバスの時刻を聞いた。12:20と14:15があった。急げば12:20に間に合いそうだと思ったので少し急いだ。ここから先は樹林帯だった。結構、時間がかかり途中で12:20のバスはあきらめた。白根御池小屋から広河原までの下りの途中で地形図の道と本当の登山道とが違う所があった。地形図では沢を横断してるのだが本当の道は沢を横断しなかった。大樺沢との分岐に着きしばらく行くと橋を渡り林道に出た。林道を少し下りバス停の近くの建物で北沢峠までの切符を買った。仙流荘という所で温泉に入れるため伊那市の方に下りることにした。北沢峠まではそんなに時間はかからなかった。北沢峠で一度バスを降り少しの時間待つと今度は仙流荘までのバスが来てそれに乗った。仙流荘で温泉に入りまたバスに乗り伊那北駅まで行った。それから駅の近くのラーメン屋でラーメンを食べて駅で寝た。(黒岩)

反省    水産学部水産学科3年   黒岩 聖也
・2日目は熊ノ平小屋まで行く予定だったのだが途中の雪投沢のテン場までしか行けなかったのだが雪投沢のテン場は水もありテントも張れたのでとてもよい場所だった。インターネットで雪投沢のテン場とか出てたのを見たことはあったのだがその時は場所がよく分からなかった。もう少しくわしく調べるべきだったと思う。とりあえずテントの指定地ではなかったので予定としては熊ノ平小屋までとしていた。今回の場合はしょうがないと思うがテントの指定地ではないのであんまりよくないので、できたら気力と体力をつけて熊ノ平小屋まで一気に行くべきだと思う。
・3日目の農鳥小屋への最後の登りでは雷が落ちてとても危険な状態であったのだがそこであんまりリーダーシップをとれずに先輩がとることになってしまったことが反省点である。雷が落ちたらメンバー1人1人が離れて行動することは勉強会をして分かってはいたがそれを実践できなかった。山に登るときは勉強会でしたことを常に思い出しながらそのことを実践していきたい。
・ リーダーとしての指示というものをもう少し早め早めに出していくべきだったと思う。
後、指示は大きな声ではっきりと言うべきだったと思う。

反省    理学部物理科学科2年  川村 麻紀
・ 事前の地域研究は、去年のおかげで以前よりイメージしやすく、スムーズに行えて良かった。しかし、テン場の関係で計画を変えなければならなくて、何かと面倒だった。
・ 他の山との位置関係を把握して歩くことができた。
・ 休憩中に地図を見て現在地を確認することが、前よりできるようになった。
・ 起きてから出発までの準備が早くなった。
(15日に2時間かかっているのは、慣れが戻ってきてなかったからかも)
・ 以前より歩く速さが速くなり、歩ける時間も長くなった。
・ やるべきこと・考えることが、頭に浮かぶようになってきた。
・ 周りを観ながら歩けるようになった。

・ SLとしては、いま一つだった。
・ もっと、感じたことや疑問に思ったこと、意見を言うべきだった。
・ もっとCLをサポートしよう。
・ CLや自分に足りないところは、先輩に頼ったりほっといたりするのではなく、自分から動いていくようにするべき。
・ 自分でやる気をなくさない。
・ 電車の時刻は、当日でなくて前もって調べておく。

雑感   水産学部水産学科3年   黒岩 聖也
予定では仙北尾根を通り北沢峠までだったが全部、行けなくて残念だった。できれば仙丈ヶ岳も行きたかったがしょうがない。天気は、夏なので朝は晴れで昼から夕方にかけて雨が降ることが多かった。できれば1日中、晴れててくれたら楽でいいなと思った。塩見岳は登りがいのあるいい山だった。頂上まで登れてとてもよかった。間ノ岳も北岳もとてもよかった。全体的には少し残念な部分もあったがある程度は満足した合宿だった。

雑感    理学部物理科学科2年  川村 麻紀
去年の夏合宿で北岳に登れなかったので、今年は、自分の目標を北岳に決めて様々なルートを調べた。北岳に登るためにっ!!!頑張った。やっぱり北岳が一番気持ちよかった。雲海みたいなものも綺麗だったし、富士山や何重にもなってる虹をみたり、雲に自分の陰が写ってるのもみえた。今までで一番、山に登ってよかったと感じた。
汗が思ったよりたくさん出てきて驚いた。

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