2007年度五竜岳春山合宿
メンバー:宮原CL(4)、田崎SL(2)、伊佐見(2)、黒岩(OB)

3月5日
鹿児島からJR神城駅まで移動

3月6日
起床5:00〜バス乗車6:20〜入山7:10〜地蔵の頭11:50〜天気図16:00〜飯16:30〜就寝21:00

4時に起きて歩いてエスカルプラザまで行く予定であったが、皆寝坊したためバスを利用する。伊佐見は知らなかったがバスはタダだった。タダはいい。今度行くときは最初からバスを利用するようにしたい。
エスカルプラザ到着後、休憩・入山連絡を入れ、出発する。晴れが続いていたので雪崩が起きやすいが、今日は地蔵の頭までなので一応安全である。朝早いためが誰もいない。エキスパートコースとウッディコースとの分岐で衣服調整を行う。伊佐見がバテバテである。そのためウッディコースから登ることになった。ダムらしき所まで歩くと、スキー場を整備している方々数名に出会った。危ないから端っこを歩いて欲しいとのこと。しばらくすると確かに上からスキーヤーやらスノーボーダーが滑ってきた。滑走路(?)が狭く、ぶつかりそうで怖かった。その頃から、宮原のペースが少し遅くなる。冬山の時と比べ、なんかおかしいと思いつつ、ウッディとエキスパートの合流点に着く。休憩中詳しく聞くと、膝が痛いらしい。皆、少し不安になった。
そこからの登りは最もきつく、宮原がどんどん遅れていく。まだスキー場だから安全だろう。このあたりから徐々にスキーヤーが増えてきて、地蔵の頭に着くころにはかなりたくさんいた。地蔵の頭に着くと、早速テントサイト作りにとりかかった。大きめに作ったためか、時間がかかった。その後、天気図・飯を終え就寝した。(伊佐見)

3月7日(金)
 この日は朝から、雪訓をする。宮原の右膝の様子を見るためと、ガスが出ていたためだ。最初に黒岩、伊佐見の二人で雪上歩行、アイゼン歩行、ワカン歩行の練習を何回か繰り返し、その後、スタンディング・アクスビレイをして埋没訓練を行った。アイゼン訓練では伊佐見は左右の足の間隔が近かったのが問題で何度かやり直した。その他は順調にこなす。その後、スタンディング・アクスビレイは上級生の監視のもと、伊佐見一人で作り、それを上級生が見て訂正を受け、もう一度作り直すことに。どの方向に力が加わるとアイスハンマーやスノーバー、デッドマンで作った支点がしっかり働くのか、といったことまでした。最後の埋没訓練は伊佐見が埋まり、黒岩、宮原がゾンデで感触を確かめる、といったことをしたが、あまり深く埋めることができず、30cm程度の深さで行った。伊佐見は埋められることを怖がったが、よしとしよう。夜、ぽつりと伊佐見が「雪山って(水作りとか防風壁とかあって)結構忙しいですね」という。全然雪山を怖がらない様子とこの発言からやるな〜、と上級生は感心した。(宮原)

3月9日
気象4:00〜出発7:10〜小遠見9:10〜中遠見10:10〜大遠見11:30〜西遠見手前のピーク12:00〜大遠見12:40〜中遠見13:20〜テント15:00〜天気図16:00〜飯16:30〜就寝21:00

 天気は快晴であったが、まだ宮原の膝が思わしくないので黒岩と伊佐見だけで行けるところまで登ってピストンすることになった。快晴だと思っていたが、少しガスったりする。しかしそれも最初のころだけで、小遠見に着くころには雲一つ無かった。小遠見手前では大きな雪庇を見ながらアイスバーンを登った。ワカンでは登りにくいのでアイゼンに履き替えようか迷ったが、小遠見までの短い登りだけであったので履き替えなくて良かった。
 小遠見で少し景色を楽しみ、中遠見に向かう。少し下ってからは膝下のラッセル(の内に入るのだろうか)がずっと続いた。伊佐見は初めて先頭で歩いたので、またもバテバテである。それでも中遠見まで着く。大遠見までの間にはなだらかで別パーティーのテントも張ってあった。大遠見を越えたあたりから西遠見に行けるかどうか思案したが、その手前あたりで12時近くになったので先頭を黒岩に代え、目の前のピークまで行ってから帰ることにした。帰りは自分の作ったラッセル跡があったので楽だった。行きは何とも思わなかったが、中遠見からの鹿島槍北壁は荘厳な感じがした。ここからスキーで滑った人がいると思うと恐ろしかった。テントサイトに着いてから伊佐見は宮原に「顔が黒い」と言われながら天気図・飯を終え寝た。(伊佐見)

3月9日(日)
 この日は下山をした。明日から天候が崩れだす、という予報と膝が原因である。宮原、伊佐見はエキスパートコースを下ることにした。伊佐見は1年ながらに直下降が上手い。赤旗を持っているにも関わらず、快調に行く。伊佐見は一回こけたが、ピッケルストップでなんとかとまる。黒岩はパッキングが適当すぎて相当苦労していた。(宮原)

黒岩
反省
・埋没訓練がいまいちで、もう少し埋めるべきだった。
・西遠見山の手前のピークまで行った3日目は宮原君に中遠見山までしか行かないと言っていたので心配をかけてしまった。引き返す時間を決めてたのはよかったが天気と雪の量次第では行けるとこまで行くと言っておけばよかった。
・ペミカンがうまくいかなかった。揚げすぎたみたいだ。
・雪上歩行の堅い雪の下りが苦手だ。練習しかないのか。
・ 伊佐見君はワカン歩行に関してはそれなりに身についてきたと思うが、まだ膝下ラッセルしかなかったので、それ以上の雪の量になってきた時にちょっと心配だ。ワカン歩行に関しては慣れないうちは体力を使うので、とりあえず雪山行く前は体力をつけた方がいいと思う。
・ ポールの継ぎ目にロウを塗りすぎた。
・ 個人装備のチェックが甘かった。
感想
 西遠見山まで行った日は天気が良くてとても楽しかった。雪はこの前来た時より少なかった。西遠見山まではそんなに難しいところもなくスムーズだった。白岳の登りが少しだけ見えたが結構、傾斜があるように感じられた。スキー場は相変わらず人が多くてうんざりする。2日目の訓練は埋没訓練以外はちゃんとできてよかったんじゃないかと思う。しかし、あの雪だったら2日晴れが続けば五竜岳まで登れたとは思うので残念である。

宮原
反省 ・トレーニングをしすぎて膝を傷めてしまい、結局山頂まで登れなかった。合宿前にはオーバートレーニングは控えるようにする。
・ 合宿の準備が直前になってしまった。もっと早目早目に準備をするようにしたい。

感想  走りすぎてしまった。普段から3時間走り、調子にのって、登り下りだけで3時間走ったのがいけなかった。 しつがい靭帯炎らしい。早く回復して欲しい。
    なんか不完全燃焼な合宿だった。2人には特に迷惑をかけた、と思う。CLとして体調管理に気を付けたい、と思う。

伊佐見
反省・鹿児島中央駅から志布志港までのバス料金を把握しておき、乗る前に小銭を作っておくべきだった
・ 相変わらず出だしが悪く、あっという間にバテて徐々に体が慣れてくる。事前に体を動かすように心がけたい。
・ シュラフを濡らしてしまった。致命的だった。おそらく就寝時に、シュラフカバー及びシュラフの口を緩くしていたのが原因だと思われる。以後、できるだけ口を閉めてから寝るようにする。
・ シュラフを破いてしまった。
感想・田崎君の差し入れが美味かった。お菓子に関してまでセンスを感じる・・・。
・ スキーヤーが多く、お互いに邪魔だった。
・ テントの設営が新鮮で楽しかった。特にスノーブロック作りが面白く、きれいにできると調子に乗ってどんどん作ってしまった(翌日、自分がそこに埋められるとも知らずに…)。
・ 埋没訓練は浅かったが、恐怖だった。先輩方は急所を狙うのが上手い。
・ 小遠見までのせっぴの張り出し様が凄かった。かなり成長していた。それにアイスバーンになっており、ぎりぎりワカンで歩けるぐらいだった。
・ 中遠見からの鹿島槍の姿はずっしりと重量感があり、堂々とした様子であった。しかし写真で撮ったものはなぜか貧弱に見えた。リアリティの差か…登ったことによる疲れか…
・ エキスパートコースを下った。何度も転んで嫌になった。監視員の方にスキー場は危ないので歩かないで欲しいと言われた。
・ シチューにポタージュの素を入れたのはGood Ideaだった。

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