冬山合宿伯耆大山
メンバー:宮原(3)、伊佐見(1)、黒岩(OB)
12月25日
宮原は当日まで講義があったため、少し焦りながらの準備となった。夏山のように市電でバスターミナルまで行き、博多行きのバスに乗る。バスの中では「タッチ」や「今、会いに行きます」を見た。博多ではマクドで晩飯を買い、すぐ高松行きのバスに乗った。今回は米子行きのバスに空席がなかったので、高松までバスで行く。高松行きのバスは見たことがないくらいゆったりと足を伸ばせた。お金をケチってバスのみの移動であったが、かなり快適だった。

12月26日
大山寺バス停9:30〜出発10:10〜大神山神社10:40〜元谷小屋12:00〜上宝珠越15:00
〜ユートピア小屋16:15〜就寝20:30
バスの中で起床する。しばらくすると高松駅に着いた。高松駅周辺のコンビニで忘れていた醤油を買う。そこからJR,バスと乗り継ぎ大山に着いた。宮原が言うには、去年はバスを降りたら一面雪だったようだが、それどころかアスファルトが丸見えだった。
気を取り直して、まずは大神山神社に向かう。途中ボーイスカウトらしき一団に「すごい荷物!」とたかられる。神社の門では衣服調整をし、元谷避難小屋の300mほど手前で休憩した。ここまでほとんど雪がなかったためか、かなり早く着いたように思う。ここから上宝珠越えを目指した。雪崩防止のダムのようなものを越えた辺りからそれなりに積雪があった。発泡スチロールのような雪で、カラカラと軽いきれいな音がする。伊佐見からするとかなりの積雪に見えたが、黒岩・宮原からすると大した事はないそうだ。しばらく行くと傾斜が急になって来たため伊佐見の歩行速度が落ちる。それどころか進まなくなってきた。そこでワカンを装着するが、まったく変わらない。宮原に「黒岩さんのトレースを踏んだらいい」と言われたが、伊佐見が踏むとトレースが崩れ沈む。もがいているだけで体力だけが減っていく。宮原は呆れたのか先に行ってしまった。どんどん離れてしまい伊佐見が焦りだした時になって、なぜか突然歩けるようになる。火事場の馬鹿力というものだろうか、その後なんとか追いついた。上宝珠越え手前付近はかなりの急登で危険だったが、なんとか登った。もっと積雪があったら雪崩の危険があるのでこのルートは登れなかっただろう。ここからはアイゼンに履き替え一気にユートピア小屋に向かった。宮原がかなり早く伊佐見が遅かったので、宮原は三鈷峰への分岐でかなり待ったようだった。そこから100mほどで小屋に着いた。
到着後水作りのため雪を採ってくるが、雪が少ないせいかあまりきれいでなかった。雪をすくうために伊佐見のコッヘルが黒岩の手によって問答無用でペシャンコにされる。伊佐見は少なからずショックだったようだ。その後晩飯を食べ、弥山に見守られながら就寝した。

12月27日
起床5:30〜出発8:00〜剣ヶ峰9:30〜弥山11:00〜弥山発11:40〜剣ヶ峰12:30〜ユートピア小屋13:30

無風快晴。以前来た時とはまるで別の山だ。今日は、ユートピア小屋から弥山を往復する。剣ヶ峰までの頂稜は思ったよりかもスムーズにいけてザイルを出すところはなかった。岩と雪がミックスしており、アイゼン歩行の練習になる。その後は、弥山までに危険と思われる場所があったので、ザイルを出した。なかなかの高度感で楽しかった。途中の景色が最高だった。ただ、もっと雪が少なかったらいけなかったと思うし、雪が多かったら簡単になっていたと思う。残念だったのは、冬山なのに、天気が荒れず冬山っぽくなかったことだ。

12月28日
起床4:30〜準備開始8:30〜出発9:15〜上宝珠越9:40〜中宝珠越10:30〜元谷11:20〜大山寺12:00
 朝起きると小雨が降っていてまだ暗かったので明るくなるのを待った。そのうち明るくなり始めて霧もそんなに出ておらず視界もよい状態になったので準備して出発することにした。ただ、あいかわらず雨は小雨だった。上宝珠越までは特に問題なくスムーズに行く。上宝珠越から中宝珠越はやせ尾根でやや難しいところもでてきた。中宝珠越から元谷までは沢をずっと下るような感じになって雪が多かったら雪崩そうな所だった。途中、1カ所分からない所が出てきてもうこのまま沢をずっと突き進もうとしたら岩場の難しい所が出てきて相当、大変だった。後は特に問題箇所はなかったが全体的に雪が少なくて歩きにくかった。雪が多いか逆に雪が全くないかのどっちかの方がよほど歩きやすかった。そのうち元谷に着いて少し休んだ。元谷から大神山神社までは、全く雪がなくて夏道みたいなものだった。そして大神山神社から大山寺まで歩いてこの日の行動は終わりバスで米子駅まで向かった。

黒岩
反省 ・ロングスパッツが破れていた。個装のチェックをしておくべきだった
・上宝珠越までは雪が少なかったのでなんとかなったが、多ければ危険だった
・中宝珠越からの道はよく分からなかった
感想 ・途中、コンティニュアスをしなければならないところがあった
・行者谷からのルートにした方が良かった

宮原
反省 ・いつもの事だが、忘れ物があった。もっと確認すればよかった。
・準備が遅くなったので早くしたい。
・ 岩は結構していたが、縦走をあまりしていなかったので、1年生が体力的に問題があったきがする。部員全員で走りこむなど、トレーニングを考えていきたい。

感想 ・アイゼン歩行が鍛えられたが、ラッセルの練習にはならなかったのが残念だった。
・計画をすべてこなすことができてよかった。
・ 日焼けもして楽しい山行だった。

伊佐見
反省 ・装備係であったのだが、たわしを装備に入れるのを忘れていた
・ 体力をもっとつける
・ 朝の出発準備を早く行うようにする

感想
 天候が良かったため大山がきれいに見えてよかった。ただ雪上歩行はあまりに進まないので泣きそうになった。最初はなぜ先輩が歩けているのか訳が分からなかったが、歩けるようになるとなぜ自分が歩けるようになったのか不思議だった。雪稜を歩くのは意外と怖がらない自分が怖かった。岩登りのせいか、高いなぁと思いつつも平気で動いてしまっていた。それにしても大山はとめどなく岩が転げ崩れつづけていたが、あんなに崩れて原型をとどめていられるのだろうか・・・。

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