2008年度秋山合宿in屋久島
11月14日
部室発12:30〜フェリー発13:10〜宮之浦港着15:00〜永田行きバス発15:45〜永田14:10〜永田歩道登山口15:50〜就寝17:00
この日は朝から大変だった。前日開けた黄麹のビンが朝起きると割れてて焼酎のにおいが部室に充満していた。学祭初日で、午前中まで授業があったため昼からトッピ−に乗って出発。朝早くから西村佳子さんが部室にいらっしゃって、差し入れでケーキとミカンをいただいた。フェリー乗り場の下調べが甘かったため、市電を降りてからみんなでフェリー乗り場まで走っていくことになる。トッピ−に乗り合わせた人たちには、東京や千葉からこられた方がいて驚いた。宮之浦港に着いてからはバスがくるまでで40分もあって暇していた。バスに乗って20分ぐらいで永田に着いた。酒類を持ってきていなかったので、バス停の近くにある商店で各自お酒を購入。準備が整って永田歩道登山口へ出発。途中小学生が元気な声で挨拶してくれた。永田歩道の登山口のすぐ近くの道幅が広い所でテントを張った。今日の晩飯はすきやきだ。
夜中伊佐見が妙に目が覚めていた。(田崎)

11月15日
起床4:30〜永田歩道登山口発6:30〜ミズトリ沢8:20〜竹の辻10:10〜婆ヶ岩屋11:40〜桃平12:40〜鹿之沢小屋14:10〜就寝17:00
朝、真っ暗。起床が早すぎた。空には満天の星空。今日の朝ご飯はベーコンエッグだ。ここでわざわざもってきたフライパンが凄く役に立った。まずベーコンをいためて上からエッグを乗せ、ふたをかぶせて蒸して出来上がり。こんなに簡単にできたのに、今回の合宿では一番おいしかったのではと思うほどおいしかった。
朝食を食べた後もまだ真っ暗で、しばらくテントで空が白んでくるまで待機。白んでくると同時にテントの回収をし、出発。
登山道に入ってしばらくすると、獣道がいくつか分かれており、暗闇の中歩いていたら迷っていただろうと思う。
第一休憩所と思われる場所を過ぎ、ミズトリ沢につくが、ここから竹の辻までが長い気がした。
婆ヶ岩屋から出発してしばらくすると雨が強くなってきたため合羽を装着する。
桃平には大きな岩の展望台があり、岩の上から広大な屋久島の景色、それに障子岳を望むことができた。ただこの岩はとてもじゃないが登れそうになかった。桃平を過ぎたら小屋までもうすぐだとテンションも上がり、途中の七つ渡しを数えながら登っていった。あと1キロという看板も目に入り、ドンドン進んでいった。しかし、七つ渡しを数えていると7つ以上ありおかしいとなり、最初の方に数えていたのは七つ渡しには含まれていない沢だったと気付く。そのうえあと1キロという看板からかなり歩いてきたのにいっこうに着かない。本当の七つ渡しに入ったためアップダウンも多い。気付けば1時間近く歩いていた。休みたいが、もう少しでつくんだと信じながら歩く。すると木道に入り、少し行くと鹿之沢小屋の簡易トイレが見えた。これであと100メートルも行けば鹿之沢小屋だ。トイレを見つけてからは、重かった足取りも軽くなり、まもなく小屋に到着した。
小屋に着いてから濡れた服なんかを乾していると、雨が急に激しくなってきた。雨より早く着けて良かった。
ちょっと早いが15時くらいには夕食を作った。今日は豚肉の生姜焼きとキャベツ。夕食を食べ終わる頃に他のパーティがやってきた。
夜中・・・ひどい雨と雷といびき。なかなか寝付けなかった。(田崎)

11月16日
起床5:30〜小屋発7:00〜永田岳7:55〜焼野三叉路9:00〜宮之浦岳9:25〜栗生岳10:00〜翁岳11:00〜黒味岳13:50〜淀川小屋16:00〜就寝17:30
きれいな登山道から外れ、ヤブコギをして翁岳を目指したり、栗生や翁岳の頂上の岩を登ってみたり、途中で諦めてしまったものの安房を目指したり、楽しかった。翁岳の岩は遠くから見るととても登れそうではなく、不安だったが近くで見てみると意外に途中までは登れそうでみんなで登った。一番上へは下りるのが恐怖感があった。黒味岳の登りは思っていたより長く、手前で1つピークが見えるためだまされた気分だった。しかし、寒かったりガスったりしたものの、景色はとても美しく、楽しい一日であった。(中坂)

11月17日(月)
起床4:30〜発7:00〜淀川登山口7:35〜ノンキ岳9:00〜鯛之川渡し10:10〜尾之間温泉13:10
 4時ごろ他のパーティが宮之浦岳方面へ出発するのを見送り、飯を作る。ハンバーグスパゲティだったが、味の肝となるはずコンソメが昨日で無くなっていたのでホールトマトの味がかなり強かった。でも皆おいしそうに食べていた。
 今日は下山のみのため出発を遅くしてだらだらしたり、二度寝したりした。(伊佐見がだるいとか言い出した)淀川登山口までは中年の登山者たちと何度もすれ違った。淀川登山口からはだらだらと歩き、ノンキ岳頂上までヤブコギをした。ノンキ岳付近の看板の1つは花之江河と尾ノ間の方向が逆になっていた。尾ノ間歩道に入ると倒木が多くなった。途中の赤テープにランドセルの一部が使われているのには笑ってしまった。しばらく行くと鯛之川渡しと出合った。田崎と中坂はだいたんに川に足を突っ込んでいたが、伊佐見はびびりながら石を渡っていた。渡り終えると後ろから歩道を整備しているという方2名とお会いした。尾ノ間歩道を整備するなんて大変だなと思った。看板の事について話すと、あれは間違っていないとのこと…なんか納得がいかなかった。ここからはコケの生えた石をドンドンと下り、足を酷使しつつ蛇之口滝近くの東屋まで下りきった。そこから蛇之口滝ハイキングコースが続いており滝が見えたが、せっかく下りてきたのにまた登るのかと思い、途中で諦めて1時間ほど下ると登山口に着いた。
 登山口近くには熱いことで有名な尾ノ間温泉があり、200円払って疲れを癒した。そこから少し下ったところでテントを張り、近くのAコープでお酒を買い、軽い打ち上げをし、寝た。(伊佐見)

11月18日
発7:00〜モッチョム岳登山口8:00〜ミルキーウェイ基部9:00〜登山口10:00〜バス停11:30〜13:30宮之浦港〜帰鹿
伊佐見のみ出発する。やはり1人だけだとモチベーションが上がらない。ポンカン畑を通り抜け、川に出合うが銅淵川ではなかったので地形図に載っている顕著な谷へ向かう。谷付近には川が流れていたが、これがその川なのか分からず、どんどんモチベーションが下がる。すると電信柱にピンクのテープが巻いてあり、その下に看板が落ちていた。そこからはピンクのテープやナイロンテープが異常なぐらいぶら下がっていたが登山道と呼べるものではなかった。しばらく行くとモッチョム岳が見えた。それから赤の布ガムテープガぶら下がりだし、途中でなくなる。仕方がないので適当に進むと沢にぶつかったので沢伝いに3分ほど進むとミルキーウェイ基部にたどり着いた。ぱっと見た感じではピカピカのハンガーボルトが4mほど上に見えただけで他には何も見当たらなかった。岩は波打つように上へ伸び、ホールドはあまり見当たらなかった。スケールは・・・自分の想像を越えていた。これを登ろうだなんて安易に言うんじゃなかったと思ってしまった。
それから無駄に長く余韻に浸り、下山した。下山はテープが途切れたあたりで迷いだし、激しいシダラッセルになってしまい無駄に疲れた。
その後は猿に会ったり、千尋の滝右岸スラブを見てバスに乗って宮之浦港へ向かった。バスに乗っていると途中で豪雨になり、帰ってきてよかったと思った。それから田崎と中坂に合流し、フェリーで帰鹿した。(伊佐見)

中坂 麻衣
反省
忘れ物が多かった。
合宿中、ドジをしたりとそそっかしかったのでもう少し落ち着いて行動したい。
体力的についていけないので、もっと体力をつけたい。

感想
初めての屋久島できれいでとても楽しかった。
母など誰かを連れて行きたいと思った。
田崎とはじめての合宿で嬉しかった。
翁岳が特に印象に残った。
尾之間歩道はもうあまり行きたくない。
屋久島の登山道を制覇してみたいと思った。

田崎
反省
フェリー乗り場の場所をちゃんと把握しておくべきだった。
時計を忘れてしまった。
日の出、日の入時間を把握していなかった。
テント内の行動がダラダラしていた。
尾之間歩道の下山時に膝が痛くなってきていて、トレーニング不足を感じた。

感想
行動ができなくなるほどの悪天候にならなくて良かった。
宮之浦岳、永田岳山頂では霧が濃く、景色をあまり楽しむことができなくて残念だった。
植物の名前をまだまだ覚えられてないなと思った。
ベーコンエッグはおいしかった。

伊佐見
反省
・ 翁岳からあとのヤブコギで沢にはまってしまった。時期が悪ければ大変だったかもしれない。
・ 翁岳〜投石岳間の稜線についてもっと調べておくべきだった。ただ、その分読図や思わぬヤブコギ、ありえない形の翁岳など面白かった。
・ プラティパスは大丈夫だろうか?ちょっと漏れた。
・ ミルキーウェイの基部を見ること以外に、モッチョム岳を登ったりすれば良かったかもしれない。もったいなかったが、孤独感に耐えられなかった。
感想
 下山後のガクガクもなく、のんびりとした縦走だった。永田歩道の登りを1日で終えることができるかどうか不安だったが、意外と余裕で着いた。2日目は栗生岳のピークと翁岳のピークを登ったが、スリルがあった。尾之間は長く辛かった。
 ミルキーウェイ基部までは順調に進んだが、そこからモッチョム岳までのテープが無く、(一生懸命探せばあるかもしれません)引き返した。しかし帰りに迷ってしまった。
 また今回の目標は1.読図・調理・ボッカの力をつけること、2.ミルキーウェイの偵察、3.太ることであったが、1と2はまあまあ達成。3の太ることはできなかったが、体重を維持することはできた。やっぱり手の込んだ料理はうまかった。
そして何よりみんなの仲が良くなった。これが一番の成果だと思う。
最後に、僕はこの合宿を次の合宿に直結する課程だと思っている。今回は地味かもしれないが、春は達成感でぶっ倒れるような合宿をやる予定だ。

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