2008年度比叡山岩登り
参加者:伊佐見(2)、黒岩(OB)

9月26日
鴨池のダイエーで食料を買い揃え出発する。黒岩さんの運転に任せておけばよいので楽勝だと思っていたら、高速の途中で猛烈な腹痛に襲われる。なんとか次のサービスエリアまで保ってくれたが、肛門との戦いは壮絶だった。その後はいつものように少し酔いつつも無事到着した。

9月27日 晴れ
起床6:30〜1スラスーパー取付7:30〜終了11:00〜
TAカンテ右バリエーションルート取付11:45〜終了15:15〜テント16:00〜就寝20:00
 グダグダと起きる。ラーメンを食べ、外に出ると少し寒いぐらいで気が引き締まった。1つ目の1スラスーパーは何回登ったであろうか、サクサクと登れた。核心のピッチはつるべの関係でセカンドで登ったが、やはり楽ではなかった。黒岩さんは興奮しているのか登っている時はずっと喋っていた。
 TAカンテ右バリエーションルート(三つ葉ツツジの道ルート)は1ピッチ目のY級を伊佐見が登り、3ピッチ目のY級−を黒岩さんが登ることになった。1ピッチ目は下部を凹角やクラックを利用して登り、右上へ伸びていくクラックを越えてからはスラブを登った。スラブは細かかったがY級だとは思いにくかった。またすぐ左に大きな凹角があり、あまり気分が良くなかった。黒岩さんはその凹角を登りながら、腕を伸ばして回収していたのでなおさらだった。2ピッチ目はほぼ左へのトラバースでスリルがあった。
3ピッチ目になり、黒岩さんが登りだしたが、ホールドが皆無らしい。さらに2ピン目の短スリングがカラビナに絡まり、それを直すのに手間取っているときは恐ろしかった。その後結局3ピン目でA0をしてしまった。そしてセカンドとして登ったが、1ピッチ目とは比べ物にならないくらい難しかった。あれほど何もないスラブは初めてだった。
 その後の3ピッチは無難にこなし、急いでテントに帰った。晩飯はハンバーグとポテトサラダで洋食レストランのようだった。

9月28日 曇り後雨
起床5:30〜2.5スラブノーマル取付6:30〜懸垂開始7:30〜懸垂終了8:00〜比叡山発9:00〜万江川渓谷12:30〜発16:30〜鹿児島20:00
 天気は良さそうではなかったが、何とかなるだろうと取り付く。2スラのほうへ抜け、しばらく右へ歩いていくと2.5スラがあったが、3スラと区別がつかず時間を食う。2.5スラの基部へはフィックスロープが張ってあった。基部に着くとポツポツと雨が降り出してきたので迷いだした。そして迷いつつも登ることにし、黒岩さんが登りだす。しかしすぐに雨足が強くなってきたので、クライムダウンしてやっぱり懸垂することになった。懸垂すると駐車場あたりに黒稜会の方々がいたが、果たして登れたのだろうか・・・。
 それからテントを撤収し、雨が降っていないであろう万江川渓谷に行くことになった。万江川渓谷へは高速を人吉で降り、30分ほど車を走らせた。そしてまず北山ロックへ向かった。名前の由来はおそらく発見者の北山真さんであろう。
 その北山ロックは残念ながら昨日か一昨日に降った雨によって半面が塗れていたが、「虫食い」5.10cがある面は見た感じ塗れていなかったのでトライすることにした。しかしガバだらけのくせに、そのガバ全てにみっちりと泥が溜まっていた。そのため1ピンごとにしか登れなかった。次に右の5.10dにも挑戦したが、同じく駄目だった。雨のせいか、それとも時期を間違えたからかもしれない。
 そして疲れてきたこともあり、鹿児島へ帰った。

反省(伊佐見)
・ つるべ式で登り、トップが荷物をあまり持たず、セカンドが荷物の大半を持つことにすると、ギア交換の際結局時間がかかってしまった。つるべの時は同じ重さの荷物を持ち、荷物を交換しなくても済む方がよいと思った。
・ ギア交換の時までに前もって渡すギアをセルフビレイなどに固めて引っかけておくことを徹底しようと思った。

感想(伊佐見)
 今回もスピードクライミングを心がけたが、ちょっと気にしすぎてイライラしてしまった。黒岩さんにも「なんでそんなにイライラしてるの?」と言われてしまった。焦って楽しめなくなるのは良くないと思った。三つ葉ツツジの方では改善できたため、楽しんで登ることができた。
 また、いつかの比叡山と違って今回は調子よく登れたが、三つ葉ツツジの3ピッチ目はぎりぎりだった。調子のいいときの「ぎりぎり」はやはりイイものだと改めて思った。

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