大崩山単独縦走
参加者:田崎(2)
3月13日(金) 雨
5:00部室発〜5:40鹿児島中央駅発〜10:22延岡駅着〜12:00バスセンター発〜13:10祝子川温泉着〜13:45温泉発〜14:30大崩山登山口着〜15:00大崩山荘着〜19:00就寝

 出発当日、伊佐見に見送られて駅を出た。出発してから2〜3時間後には雨が降り出し、延岡に着くころには本降りになっていた。駅近くのバスセンターからさらに1時間かけて祝子川温泉に到着。そこから登山口までグネグネした道路を登っていく。大崩登山口には「山火事注意」と書かれた布がかかっており、そこで登山者名簿に名前とコースを書き込み、出発する。雨が強く、登山道には岩がごろごろあるため、注意しながら進む事30分で大崩山荘に到着。山荘の中は広くきれいにしてある。だが人が誰もいないため、一人のさみしさが増す。祝子川まで水を汲みに行くと、かなり増水しているようだった。

3月14日(土) 雪時々晴れ
5:00起床〜6:45山荘発〜7:05三里河原・ワク塚分岐〜10:45ワク塚・上鹿川分岐〜10:55大崩山頂〜11:15ワク塚・上鹿川分岐〜13:50権七小屋谷着〜19:00就寝

 前日の天気予報では午前中は曇り、午後から晴れるということだったが、朝から雪が降っていた。それほど強くもなかったので出発することにする。三里河原のほうへ進み、ワク塚への分岐から祝子川を、金属製の細い梯子で渡る。渡ってから少しのぼると、5〜6人は入れそうな岩屋があった。その後谷に沿って急な斜面を登っていく。梯子やロープのかかった岩場があり、岩の表面は凍っていて滑りやすくなっていた。下ワク塚分岐の看板からしばらく登ったところに大崩山の岩壁を臨める場所があった。さらに進むと、ひょっこりと大崩〜上鹿川の尾根に出る。ここにザックを置いて空荷で大崩山頂に登る。天気が悪かったため、山頂からの展望は悪かった。大崩山から権七小屋谷までは、踏み跡はあったがテープは少なく、藪が多かった。ちょっとした岩場を過ぎて下ると権七小屋谷につく。すぐそこには鹿納山がある。権七小屋谷の水場までは片道5〜6分だが、傾斜が急でガレた道なので注意して水を汲みに行く。

3月15日(日) 快晴
5:00起床〜8:40権七小屋谷発〜8:55鹿納山〜10:15鹿納之野〜10:25金山谷分岐〜11:30お姫山〜12:10五葉岳〜13:15要山〜13:25夏木山〜15:50喜平越着〜19:00就寝

昨晩は寒さでほとんど眠れなかった。この日は快晴で、静かな朝だった。だが寒さでなかなか外に出られず、出発が遅くなってしまった。
鹿納山の山頂へは北側から岩場を登っていく。簡単だが急な岩場なので慎重に下っていく。しばらくすると日差しが強くなり、暑くなってきた。鹿納之野までは急な岩場のアップダウンが続く。金山谷への分岐を過ぎ、大木の生えた小ピークから東へ向かう。すぐ近くにお姫山と書かれた小さな看板があったが、まだお姫山ではなかった。北東に進んでいき、岩場を登るとお姫山だ。そして五葉岳につくが、山頂までの登山道が分かりにくく、険しい岩場を登ってしまった。五葉岳から要山までの登山道は、今回の山行の中でとても快適な道で楽しかった。要山にザックを置いて夏木山へ向かう。夏木山から先は傾山への縦走路になる。そして、夏木山でようやく人に出会った。しばらく話しこんで夏木山を出発した。喜平越まではほとんど下りで、ここも快適だった。喜平越に着き、北側の斜面を下って7〜8分ほどで水場に着く。

3月16日(月) 快晴
5:00起床〜7:10喜平越発〜7:35木山内岳〜10:20桑原山〜11:45矢立峠〜13:00林道〜13:15祝子川温泉〜18:15延岡駅〜23:33鹿児島中央駅

 今日は下山日なので、張り切って出発した。
 木山内岳の急坂を登り、20分ちょっとで山頂に着いた。展望はあまり良くなかったので、少し休み、すぐに出発する。木山内岳から桑原山の長い尾根にはテープが少なく、踏み跡も分かりにくかったが、ほぼ尾根沿いのルートなので、方角と、尾根の分岐に注意しながら進んでいく。桑原山からさらに東に進み、ここから矢立峠まではずっと下りになる。しかし斜面が急なためスピードを出して下れない。滑ったりしながらも慎重に進み、何とか下りきり、尾根を少し歩いて行くと矢立峠に着く。ここから矢立谷の右岸に登山道が続いているはずだが、テープが見当たらず、道らしき道をたどっていく。時折道がなくなったりしながらも、隣に沢があるのを確認しながら下り、1時間ほどしてようやく林道に出た。林道に出てから北西方向に歩いて15分ほどで祝子川温泉に到着。しかしちょうどバスが出て行ったあとで、あと4時間も待たなければならなかった。とりあえず温泉に入ってゆっくりして、バスが来るのを待っていた。結局鹿児島に着いたのは夜中の11時半になった。


反省
 2日目は雪が降り、地面が凍っていてよく滑っていた。軽アイゼンくらいは持っていくべきだった。
 3日目の朝は寒く、登山靴が凍ってしまっていたので、登山靴が凍らないよう対策すべきだった。
 登りのペースが遅かった。

感想
 1・2日目は天気が悪く、テンションも低かったが、3・4日目は快晴だったので、気持ちよく登山できてよかった。
 夜は特に1人なのをすごく寂しく感じていた。ラジオがなかったらすぐにでも下山していたかもしれない。
 全体的に今回の単独行は自分にとっていい経験になった。

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